朝は6時前に起きて朝シャワー、そして犬と散歩、その後すぐに出掛けました。未だ家族は寝ている間にソッと出発、だから朝食は集合場所のPAで。8時半の集合時間に対して40分早く着きました。早起きは気持ちいい! でもメンバーさんは誰一人来ていませんでした。先に施設内で天玉うどんを食べて、するとだいぶ集まって来ました。
PAにはバイクもたくさん。数年前まではこんな集まって来るバイクには見向きもしませんでした。でも最近はわざわざ近寄って見に行きます。やはりハーレーが多い。バイクのうち日本で一番台数が多いのはホンダでもカワサキでもない、ハーレーなんだそうです。休日になるとガレージから這い出て来るハーレーが多いのでしょう。
そして今日はこいつも一緒。公園で行われる車のイベントと言うことで、イベントの説明に犬が入場禁止とは書いていない、恐らくはたくさんの犬達が集まるのではないか? そう考えて連れて行くことにしました。シートベルトを喰いちぎられて以来、助手席には直接座らせず、この車用の箱に入れることにしました。なかなか便利。
PAを出発後、高速道路をゆっくり15分流し、高速を降りてから更に15分ほどで会場に着きました。今日はランボばかり10数台、台数としては決して多くありませんが、むしろ走るのではなく並べて楽しむためのイベント、更に僕は出展される出店やマーケットでの買い物を一番の楽しみにしています。結構掘り出し物があるんです。
そう、こんなジーンズやTシャツ、ポロシャツ等を探すのが楽しみ、しかも安い掘り出し物がないかと楽しみでした。こんなブース、出店が今日はた〜くさん、ひとまず場内を1周して、どんな店があるのか探しに行きます。もし良いものがあれば息子や娘に買って行くことも。確かに最近はあまり若い人向けのファッションは自分に似合わなくなったと自覚しています。
バイク用のジーズの有名な店も来ていました。そう、僕のバイク屋さんのすぐ近くにある、その世界では有名な店。しかもそのジーンズは非常に重いと言うか厚い、バイクで転倒しても大丈夫そうな頑丈さ、取りあえずはスタッフに挨拶がてら、シャツを1枚買いました。今巷にあふれるMade in Chinaではなく、純国産の高品質、こんなものは少なくなりました。
今日は車よりもバイクが多い、そしてやはり日本に一番たくさんあるバイクはハーレーです。いつかはハーレーに。未だにハーレーのディーラーから電話が入りますが、もう少し待ってと逃げています。そして時間が経てば経つほどこんなでかい鉄の塊を取り回す自信が失せて行きます。こんなツーリングタイプよりももう少し気軽なハーレーの方が良いか?
ハーレーと言えばこんなツーリングタイプのでかい奴しか興味ありませんでした。しかし最近の若い人たちはむしろチョッパータイプのもっと気軽な車種を好むよう、むしろこのツーリングタイプは僕よりも歳上のおじさん、おじいさんが乗っているようです。その体力、気力に敬意を表します。僕の悪友もこんなツーリングタイプの限定モデルを購入しました。
このでかさではうちではまず置き場所に困りそう、そして更にこんなカスタマイズをするのにお金がかかりそう。僕みたいなのめりこむタイプには出費の地獄が待っているようで、ことさら二の足を踏んでしまいます。それにハーレーは毎年モデルチェンジ、だからもっと良いのが出るのではないか? 買って後悔しないだろうかと言う不安がついて廻ります。
結局そんなことを考えているうちに時間が経ち、そして時間とともに体力が衰え、ますます購入するのが億劫になる、そんなことの悪循環を繰り返しています。だから何処かで思い切らないといつまでたっても乗れない、ここ数年、そんな悶々とした気持ちを引きずっています。これはロードキングと呼ばれるタイプ、ちょっと興味を惹かれます。
若い人たちが好むのはこんなタイプ、ぶっといタイヤがセクシーです。しかしちょい乗りには気が重くなるし、遠出には荷物が積めないし、僕にとっては何とも中途半端な気持ちになる乗り物、結局飾っておくだけになり、バッテリーが空になって、更に走らないためにエンジンが調子を崩して、だけどお金だけが出て行く、そんなことになりそうです。
これはモンキーをハーレー風にカスタマイズしたもの、こんなキットもあるようです。これで良いかなぁ? そんな気になってしまいます。でもこのバイク、良く出来ていました。廻りから見ている人たちは笑っています。と言うことはこれにすると笑い者になるのか? やはり今のZ1だけで良いかな? ハーレーは未だ僕にとって遠い存在です。
さて、バイクを見終わり、今度は車の番、古いベンツがありました。280SL? ベンツと言うとセダンの落ち着いた車ばかりを想像しますが、実は本来はスポーツカーなのです。ベンツって嫌い....、そんな声をよく聞きますが、やはりベンツは素晴らしい車、僕も欲しいです。でもこんな古いタイプこそ本当の贅沢、維持費はかかるし、出先では動かなくなるし...。
しかしそんなことを余裕を持ってこなせる人だけがオーナーになる資格があるのだと思います。古い車に憧れる人は多いし、僕もそんな風に考えた時期がありますが、いざ実現となるとやはり無理、新しい車が良いようです。古いバイクを持ってつくづく思いました。バイクだからこそ何とかなるけれど、車まで古い物は無理、現実問題を考えると僕には出来そうもありません。
古いアメ車にも興味を持っていました。1950年代のコルベット、1960年代のシボレー・インパラ。今の若者達が苦労して所持、維持しているようですが、それこそ最高の贅沢、むしろ現代のイタリアン・エクゾティックカーの方が現実的な気がしてなりません。ましてや2000年以降くらいの車は日本の優秀な部品も多用され、故障は少なくなっています。
確かにこんな車でV8エンジンの音を轟かせながら走ったら気持ち良いでしょう。でもこんなのは若者の特権、僕の歳で古いアメ車に乗って走っていたら「いい歳こいて。」と後ろ指を指されそうです。確かにエンジンは単純な造りなので頑丈でしょう。でも電気系統なんかは弱そう、それを現代の物に入れ替えたら、それこそ相当な金額がかかりそうです。
こんなエンブレムにも拘りを感じます。眼に青いガラスが入っていますが、夜は光るのでしょうか? 今までCruisin`やLowridazのような雑誌も結構読んでいましたが、やはり歳をとるに連れて、段々自分には不似合いだと思うようになってきました。ましてや自分の生まれた歳の車に乗りたいなんてのは夢の夢、もう50年以上になります。
エンジンルームまで奇麗にすると言うのは、それこそ最高の贅沢でしょう。現代のエンジンに載せ換えると言う手もあるようですが、むしろその方が故障への対処は楽なのか? 古いエンジンでは、挙げ句パーツが手に入らないから直らないなんてこともありそう。しかしメッキパーツでピカピカのエンジンルームって凄く魅力を感じます。
いずれはオープンカーが欲しい、こんなオープンカーは最高にカッコいいけれど、やはり僕の歳では無理? ましてや古い車では雨漏りしそう。かつての古いフェラーリもスパイダーは雨漏りが酷かったそうです。フェラーリ本社にクレームをつけたところ、イタリアでは雨は降らないって。日本では降るんだ と言ったら じゃぁ、雨の日は乗るな って。
この日はシボレー・インパラがたくさん来ていました。オープンもクーペも。そしてインパラは61年型が一番カッコいいと思います。この車は後ろにスペアタイヤを乗っけて、だいぶ全長が伸びているよう。トランクルームもでかく、荷物はたくさん入りそうです。でも遠出にはちょっと不安が。このでかいのが出先で止まったら、ローダーも困りそうです。
トライク? カッコいいけれど.....、高いし、せっかく大型自動二輪の免許取っても、これは普通免許でOK? それではちょっとつまらないかもしれない。でもヘルメットを被らずにOpen Airを楽しめるのであれば、それは楽しいかも。時々トライクが隊列をなして走っているのを見かけますが、仲が良さそうで楽しげに見えます。
これはHONDAのワルキューレかゴールドウィングがベース? 後部座席もしっかりしてナンバーも取得済み、なおかつブっといタイヤが最高にカッコ良いです。でも恐らく400万とか500万するんだろうな? 良い車が買えてしまいます。他にも何台かトライクが展示してありました。奇麗なカスタムが施され、興味をくすぐられます。
結構奇麗なCB750Fourが展示してありました。実はKawasakiの次はHONDAもいいなぁ.....、などと考えているのです。昭和70年代当時のビッグバイクを並べて飾る、そんな夢も不可能ではない。いっそのことSUZUKIのGT750とYAMAHAのTX750も? さすがに今TXはなかなかないようです。このCB、売り物なのだろうか? ちょっと気になります。
1周してまた自分の車のところに戻って来ました。車よりも愛犬の方が写真を撮られていたみたい。いろいろな人に声をかけていただきましたが、ブルテリアを飼いたいのだけれど、他の犬になってしまった と言う人が多かったようです。社交辞令でしょうか? でも多少なりとも気が荒く、飼いやすい犬ではないと言う評判です。
オ~ッと! ここでプリンドルのブルテリアと遭遇、この会場でランボルギーニがバッティングするよりもブルテリアがバッティングする方がよほど確率が低いはず。あちらの飼い主さんもビックリしていました。彼には散々吠えられてしまいました。うちの愛犬は少しビビリ気味。
さすが♂のブルテリア、悪そうな顔をしています。でもブルテリアは彼のように頭が卵型、おでこがこう丸い方が価値が高いとされています。それにこのワンちゃん、良く手入れされているようで、胸も顔も、白い毛のところは非常にきれい、それに比べうちのはちょっと薄汚い.....。
何故かレースクイーン風の女性を捕まえて撮影会となりました。仲間が無理なポーズを要求します。どうやら今日はスカートの中は見えてはいけない状態らしい.....、そこを何とか と彼女達もかなり気にしながらポーズをとっていました。それぞれのメンバーの車の前で順ぐりに撮影。
今度は先生の車の前で、僕らの仲間のリーダーがそう彼女達をそそのかしました。一応僕も並んで撮っていただきましたが、僕の写真はパスしました。愛犬も一緒に。この頃には我が愛犬はそこそこの暑さと、ギャラリーのお相手でかなりヘバっていたようです。
やはり予測通り、ワンちゃんがたくさん来ていました。我が愛犬はどんな犬にもFriendly、吠えられても、喧嘩を売られてもやり返す事はありません。ブルテリアにしては大人しいですねぇ? とか こんな大人しいブルテリア見た事がない と良く言われますが、特別な事は何もしていません。生まれ持った性格からでしょうか? そのかわり飼い主はちょっとうるさい?
さすが車のフェスタ、こんなのが周囲の人気を博していました。ちゃんと大人しく乗っているのも立派。その他のいろいろなワンちゃんと出会いました。やはり連れて来て良かった、我が愛犬も楽しそうでした。ただ今日はかなり暑い! 暑さに弱いうちの子は炎天下で少しダウン気味の時もありました。もうそろそろ秋が来る季節ではありますが。
こんな小物を売っている店がたくさん出ていました。ここでは興味を惹かれるプレートが売られていました。シボレーのマークがたくさん、我が家にもシボレーがあります。お土産に金属製のシボレーのプレートを1枚購入、部屋に飾っておく事にします。
イラストを売る店もいくつか出ていました。この店はアメ車のイラストが多い。今日はアメ車フリークもたくさん来ているようです。ランボルギーニはなさそう。今日は林部さんは来ていないみたい。彼のイラストはいくつか持っています。
結局朝の9時から夕方5時までこの公園にいました。ずっと立ちっぱなし、少々疲れました。それに今日はかなり暑かった、一応ジャケットも持って来ましたが、ずっと半袖のシャツで歩いていました。そろそろ出発の準備を との声がかかり、みんな車のところに戻ります。
疲れさまでした。我が愛犬も今日はかなりギャラリーにもてはやされ、お相手に疲れたよう、それにかなり暑かったよね? 帰りの車の中では爆睡状態でした。また来年あるのかな? あるならまた一緒に来ようね? 帰りは渋滞もなく順調に走って帰れました。