ちょっと詳しい人ならこの写真を見ただけで何処のホテルのどのレストランか判ってしまうかも。ポリネシアン料理? 大きなバーベキュー用の釜があり、インテリアも南の島に行ったようなムード満点。そしてもちろん料理もなかなか美味しい、僕のお気に入りのレストランの一つです。
予約をしていなかったので少し早めに店に入ることに。幾つかのダイニング・ルームがあるのですが、この部屋に通されたのは我々が本日初めてみたい。外の美しいガーデンが見えます。残念ながら窓際の特等席はどうやらリザーブされているようです。良い雰囲気に彼女も満足げ。
インテリアはポリネシア、南太平洋風にまとめられ、別室にはカウンターバーもあり、ムード満点です。ちょっと真冬に来るには似つかわしくありませんが、あるいは寒い日にコートを脱ぎながらここに入ってくるのも気分転換には良いかも知れません。天井も竹でまとめられています。
またこのレストランはトロピカルなカクテルが豊富、メニューには数え切れないほどのカクテルが説明付きで載っています。昔好きだったものがあったはずですが思い出せません。彼女はマイタイをオーダー、僕は.....、名前は忘れた、でもその説明書きで美味しそうな奴を選びました。
まずは前菜、これがこの店で僕の好きなメニュー第一弾、チョウチョウと呼ばれるポリネシア風の焼き鳥です。もう既に火が通っているのですが、更に奥のこの炎で炙って暖めます。そしてマスタードかバーベキューソースをつけて食べます。彼女曰く、マックのチキンナゲットみたい.....。 違うだろ!!
ベトナム風春巻き、しかしいわゆる生春巻きではなく、少し火が通っています。しまった! 写真を撮る前に一つ僕が食べちゃいました。ピーナッツの入ったソースをつけて食べるのですが、通常の生春巻きとはだいぶ違う、香草も入っておらず、比較的癖のない味でした。
この店で僕の好きなメニュー第二弾、ボンゴボンゴスープ。これは有無を云わさず彼女にもオーダーしました。牡蛎とホウレンソウのクリームスープ、とにかくこの店に来るときはこのスープが一番の楽しみ、季節を問わず1年中出てくるのがちょっと疑問ではありますがとにかく美味しい!
マッシュルームのサラダ、この赤いレタスに包んで一口でバクッっと食べてしまいます。さっぱりとした中にも良い後味が残り、なかなかの1品。前菜、スープ、サラダと来ていよいよメインディッシュに入っていきます。そろそろ周囲にもだいぶお客さんが増えてきて賑やかになってきました。
ちょっと量が多いかな? と心配しながらオーダーしようかどうか迷い、ウェイターに相談してGo signが出たロブスター。肉料理だけで満腹かと思いましたが、やはりシーフードも食べたかった。ロブスターを一番美味しい食べ方でとオーダーし、スチームドにしてレモンバターソースがつきます。
メインディッシュは二人ともチャイニーズオーブンで焼く肉料理を。彼女は子羊のロースト。少しシェアをしてお互いに味見をすることに。少し脂が多いのと、マトンに近いと思わせるような独特の匂い、僕はそれが嫌いではなく、マトンも食べますが、本当に子羊(ラム)? と思わせるような肉でした。
ここ最近ビーフを極力避けている僕はチキンのグリルを。大きい釜で焼くのだから、なかなか焼き加減が難しいはずなのに、きちんと中まで火が通っていて、なおかつ表面は焼きすぎずに、美味しく出来上がっています。皮はパリパリにはなっていませんが舌ざわりも滑らか、楽しい食感も味のうちです。
実は今日はランチも一緒、ちょっとそのランチの時間が遅かったのでもうこれで二人とも満腹、デザートは? の僕の質問に彼女からはNo thank youの答えが。そこそこアルコールも行ける彼女とホテル内のバーに行くことにしました。ちょっと歩くのが辛いくらい満腹、さてこれからスコッチを。