自慢と云うほどのものではないのですが、私の特技の一つにUFO Catcherがあります。そう、街のゲームセンターにある、クレーンでぬいぐるみなどを掴んで取るあれです。ここまでなるのにずいぶん月謝を払いましたが、ちょっと飲んだ帰りに娘へのお土産をということで.........、結構取れるんですよ、これが。中年のおっさんが若いギャルの熱い(冷たい?)視線を浴びることもしばしば。しかしずいぶん貯まってしまいました。整理のついでに記念撮影をしましたが、こんな状態です。
あまりに増えすぎたので、娘に手放したくないものをセレクトさせ、残りを当院へ来院される小学生以下の子にプレゼントすることにしました。受付のカウンターに張り紙をして、欲しい人はどうぞということにしました。ちょっとクリニックの受付としては異様ですね..........。まだ小さい頃、薬屋さんでくれるコルゲン等のビニール人形が欲しくてよく行きました。
張り紙は右記の如くです。見せびらかしたかったので、集合写真も載せました。でも人にあげちゃうと、後でとんでもないプレミアがつくのではないかという、一抹の不安もありましたが…….。
「内視鏡の遠隔操作の技術を駆使して」なんていうのは真っ赤なウソですが、これって結構予測しながら頭を使うんです。なかなか楽しめるんですよ。素人?の人は1発で掴み取りと思うようですが、これは間違い。特に大きい景品は何回かクレーンを使って動かし、転がして落とすという方が正解です。だから、景品の出口がアクリルの筒で高くなっている機械はパスです。また、よく親切なゲームセンターではスタッフを呼んで、景品を取りやすいように移動してくれるところがありますが、それはプロとしてのプライドが許しません。中には非常に不誠実な機械があり、クレーンの力が弱くて全然ダメなものもあります。もちろん、そのような機械は1回で見極め、以後2度とお金を入れません。結局必然的にいつもやる店、機械が決まってきます。だいたい縄張りは新宿、吉祥寺に多いんですが、中の景品は結構頻繁に変わるんです。ちょっと見たことがないぬいぐるみがいつもの機械に入っていると、目敏く見つけて挑戦します。お店の方も、飽きられないように景品には気を使っているんでしょうね。でもこれって景品を取られてもお店は赤字にはならないなんて聞いたことがあります。特大のプーさんが200円以下とは思えませんけれどねえ。殆どの景品がMade in Chinaです。やっぱり人件費が安いんですかねえ?
一度このUFO Catcher で大失敗があるんです。家族で外へ食事に行った帰りのこと。私の前に若い女の子が何回もTryしてダメだったようです。かなり熱くなっているようでした。結局諦めて彼女は出ていってしまい、その後すぐに私が挑戦しました。すると1回目で大きなキティちゃんが get 出来たんです。家族全員が見守る中、格好いいところを見せたお父さんはちょっと有頂天になってしまいました。「ギャッハッハ、どうだ? 大したもんだろ! さっきの女の子に見せてやりたかったなぁ。」と大きな声で云ったら、なんと目の前にその女の子が立っているではありませんか。恨めしそうにジッと私を見つめる彼女。家族全員、逃げるようにその場を立ち去りました。皆さんも如何でしょうか? 結構ハマりますよ。