海と音楽が好き、車とバイクが好き、夜景と絵が好き、そして何よりも遊ぶことが大好き。でも家族(愛犬を含む)と部下を大切にし、仕事もしっかりやる、そんな男のホームページです。ご覧あれ!

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第7日目、 昨日は殆ど何もしない一日、のんびり出来ました。この旅行も残すところ後2泊3日、脆弱なPlanningでしたが、天候に左右されることなく、順調に進んできました。プロペラ機はあまり雨が酷いと飛ばないとか? いつ何処で予定変更になるかも知れない危うい旅行もここまで予定通り来ています。本日はマニラに移動、マニラに2泊して帰国の途につきます。

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別に酷く疲れていた訳ではありません。でも昨夜は夜の10時に就寝としました。そして何と! 6時間後の午前四時に自然に目が醒めたのです。イタリアへ行った時もそうですが、僕は体調が良いと6時間でシャキッと目が覚めるのです。それも5分と狂わずに。人の睡眠は3時間周期で変化します。

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その後、ノートパソコンでこのTasteの編集をしました。実はちょっと焦っています。今回の旅行の内容はイタリアの時よりもContentsが膨大になりそう。そして過去のTasteは少しずつリメイクしていますが、現在進行形で進んだものをupするのはこのボラカイ島旅行が初めて、早くupしたいのです。

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朝6時過ぎ、編集を一段落終えて外に空気を吸いに行きました。天気は薄曇り、まどろんでいると後ろにいたホテルのドアボーイが写真を撮ってあげるよ と言うのです。`Push this button slowly, and slightly freeze.`と教えて4−5枚撮ってもらったのですが。確認すると写っているのは1枚だけ。

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そのまま朝食へ。午前6時15分、レストランは午前6時からです。今日こそカロリーを抑えよう、そう思いました。でもこのホテルのビュッフェは美味しいのです。サラダもフルーツも豊富。未だ朝早いのに、もう起きてから2時間経っているので充分にお腹は空いています。これこそ健康的な生活!

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例によって Two fried eggs Sunny side up,please. ‘とオーダー。今日の卵料理の係は女性、それも膨らむ白身の泡を丁寧にヘラで潰し、綺麗に作ってくれるのに好感を持ちました。ただ僕が家庭科で習ったのは、スプーン1杯の水を垂らして蓋をするもの、そうすると白い膜が黄身の上に張るのです。

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結局ビュッフェでの僕の朝食はこんな感じ、またサラダは大盛り、昨日なかったフライドライスがあったので手を出したのが間違いのもと、普段の僕の朝食に比べて倍くらいのカロリーでしょう。これじゃマニラについてから遅いランチだな? また例の雲呑麺にしようか? 少なくも正午には無理そう。

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部屋に戻ります。荷造りは昨日のうちに終わっています。今日のフライトは午後1時、空港まで歩いて5分、午前11時にホテルをチェックアウトして出て行けば充分に間に合います。そうこのWaterfront Hotel、朝食が美味しいこと、プールが良いこと、そして空港から至近距離と云うのがメリットです。

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最初に撮り損ねたので部屋を写しておきます。日本円にして1万円に満たない宿泊料で、今回はスイートルームです。一人だし、部屋が広いと荷物がばらけて何かなくしそう、だからこんな時は寝室だけを使って、リビングで荷物の出し入れはしません。結局このソファーセットには座ってもいない?

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少し時間を持て余しました。うっかりベッドで寝てしまうと寝過ごしそう、どうしようか? そうだ! プールサイドに行ってみよう!! 今日はなかなかのお天気、水に入ることはしませんが、ちょっと好きなプールサイドで過ごすのも良いかも! と出て行きました。

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悔しいけれど本当に良い天気。プールには男性が一人だけ。韓国人か? 面白いことにプールで歩きながら本を読んでいました。やがて彼が引き上げ、プールには僕一人。こんなシチュエーションがかつてはしょっちゅうだったのですが、昨日はうるさいゲストがいてのんびり出来なかった!

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残念! 今日、夕方の飛行機にしておけば恐らくチェックアウトギリギリまでここに転がっていたのに。もう肩やおでこの皮が日焼けでボロボロと剥けてきました。あいにく日焼け後のローションを忘れてしまったのです。でも今回は今までになく良く灼けましたよ。これでまた日本人とは思われない?

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さぁ! チェックアウトしてホテルを出ます。この二日間はあまりあくせくせずにゆったりとホテルライフを楽しみました。セブ島、僕はあまりビーチを楽しむ処ではないと思っています。ビーチを堪能するなら、他にもっと良い処がフィリピンにはたくさんあります。またセブ島に来ることがあるのか?

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カジノが併設されています。実は昨日、1万円ほど擦ってきました。スロットマシンでも数十万とか数百万当たることを夢見ますが、それは到底ありえないこと。最近はコンピューターで制御されているので、何とでも調整出来そう。少し勝っているところでやめれば良いのですが、それが出来ない!

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空港にチェックインしました。ここマクタン空港はそれほどセキュリティは厳しくない、スムーズに来ました。空港内のお店、お土産になりそうなものがたくさんあります。女房から頼まれたコーヒーもここで買いました。それからまた娘にちょっと可愛いTシャツを。これはそこそこの値段でした。

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さすがに食事はいいや、いろいろなスタンドが結構あり、軽食には事欠くことはなさそう、特にお腹が空いている訳ではなく、特に食べたいものもありません。他にも幾つか土産物を売るような店があり、割りと退屈しません。また例によって早口のアナウンスはなかなか理解できません。

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バーがあり、未だ時間を持て余していたので入りました。シガーも置いてあり、ショット売りのウィスキーのメニューもあり、なかなか本格的な雰囲気のあるバーでした。但し、今は昼間ですから。この中にいるとロビーのアナウンスは聞こえません。心配になってそこそこの時刻に出て行きました。

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結構ぎりぎりの時間まで動きがありませんでした。しかも搭乗ゲートの番号は間違いなくここなのに、直前までマニラ行きの表示が出ません。ようやく出てきてホッとした次第、やはり生粋の日本人がこのフィリピンのスローペースに慣れるにはなかなか難しい処があります。いよいよ搭乗です。

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こんな通路が妙に安心感をもたらせます。だって今までバスに乗ったり、飛行場の中で地面の上を直に歩いて低いタラップを昇り、ちっぽけなプロペラ機に乗っていたのですから。どうやら機材はフランス製のエアバス、頼り甲斐があるような気になりました。ここからマニラまで1時間ちょい。

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お世話になったCEBU PACIFFIC AIR COMの飛行機が。インターネットを介してこの会社の飛行機の予約が気軽に出来るようになれば、まだまだフィリピンの辺境の地へのアクセスがかなり容易になりそうだと思っています。今後の研究課題? 勉強してみることにします。

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3列シートを見てちょっとホッとします。今までの飛行機はまるでバスの中身と同じようなもの、でもフィリピンの飛行機が事故を起こしたと云う報道は殆ど聞いていません。よほど先進国のマレーシア航空の方がいろいろとありました。やはりエルニドに行くにはフィリピン航空では行けそうもない?

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今日のこの便はほぼ満席? 数年前にマニラとセブの間をフィリピン航空で往復しましたが、その時の運賃は往復で2600円でした。どんな飛行機? と思っていたら、何とその時は747、ジャンボでした。日本航空が747を全て手放したことを考えれば、航空会社の経営とはいかに難しいのか?

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飛行機に乗ると必ずシートにおいてある説明書やパンフレットは見るようにしています。間違いなくエアバス、僕はアメリカのボーイングやダクラスの方が好きですが、海外の航空会社はエアバスが多いよう。そろそろエンジンがかかり、頼りになりそうな聞き慣れた音が耳に入ります。

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少しtasteの追記をしようと思って、ノートパソコンをバッグから出して座っていました。膝の上に乗せてふと考えました。もしこの飛行機が墜落して前から衝撃が加わったら、僕の腹部にこのノートパソコンが食い込み、僕の胴体は上下に真っ二つだろうな? おかしな事を考えます。

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このフライトでは僕の席はだいぶ後ろ、降りるときに最後の方になってしまうな? でも急ぐ旅ではありません、のんびり行きましょう。フィリピン航空でありながら、この飛行機は遅れることなく、定刻にハッチが閉まり動き出しました。そう、暗くなる頃にはまたエルミタをほっつき歩いている?

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フィリピン航空で定刻に離陸、そう、今回の旅行はずいぶん飛行機に乗り、途中にDelayや欠航などで予定の変更を余儀なくされる可能性は充分にあったのです。でも今まで本当に順調に来ました。そんな運の良さにも感謝感謝。本当は予定を組まないで放浪するのが夢でもあるのですが。

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セブ島を後にします。左がセブ本島、右がマクタン島、そこを結ぶ2本の橋、Old BridgrとSecond Bridgeが辛うじて見えます。でももうセブは見尽くしたかな? 今回はボラカイ島というセブの近くに行くので寄って行く気になりましたが、今後わざわざセブに行くことはないかも……

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窓の外を見ながら今回の旅行の終盤に当たって、早くも来年の夏休みの旅行に思いを馳せ始めました。やはりど〜してもパラワン島エルニドには行きたい、ボラカイにも負けない素晴らしいビーチがあるのです。しかし完全にアイランドリゾート? 他に何もすることがないのです。

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しかし数年前に行ったダバオのサマール島でもそうでした。な〜んにもしないで3泊閉じこもりましたが、その時の快感と云ったらなかった! そのホテルも少し高いのですが、今回のボラカイ島のホテルよりは安い、ならば何も躊躇する必要はないじゃないか? そんなふうに考えました。

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少しTasteの追記を機内でしているうちにもう陸地が見えてきました。これは間違いなくルソン島、それこそバタンガス上空くらいかな? もうあと20分くらいで着陸になるはず、そうここから車でマニラに行ったって1時間半で着いてしまうのです。プエルトガレラもいつかもう一度行きたい

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アッと云う間にマニラに到着、1時間ちょいで来てしまいました。今日はフィリピン航空、だから到着はTerminal2です。結局今回の旅行ではTerminal 1,Terminal 2,Terminal 3の全てを利用したことになります。そう思えばやはりTerminal 1は異様? 世界一厳しく世界最悪のTerminal?

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Terminal 2にはPALの飛行機がズラリと並びます。国が自国の航空会社を大切にする、当然のことなのに日本ではそれがなされず、官僚どもがそんな金の卵を食い物にして必要のない飛行場を次々に造り、そして放漫経営の責任を取れ? 日本の発展が望めない事をこれだけ見ても予測できます。

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フィリピンでは縦横無尽に飛行機の航路が張り巡らされている様子、それを巧く利用すればもっと発見がありそう、こんなボードを見るとまた冒険心が燻ってきます。大きなところは大体見てきました。ミンダナオ島など日本人が行き難いところもあります。また研究してみます。

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何故か僕の荷物だけがサッと出てきました。別にPriorityはなかったのに。ラッキ〜♪ 別にこんなところでグズグズしている必要はない、さっさと行こう。荷物を引っ掴んで空港を後にします。Terminal 1とTerminal 2はそれほど離れていない、タクシーでホテルへ向かいます。

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ここで友達から教わった裏技を試してみることにしました。到着ロビーから階段を昇って出発ロビーの外に行きます。そして出発のために客を乗せて来たタクシーを捕まえるのです。彼らは客を降ろして空車で街に戻ります。そんなタクシーを捕まえると喜んで乗せてくれ、しかも安いって。ちょっと冒険。

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しかし、その階段の処に婦人警官が立っていました。到着ロビーの外国人客が上の出発ロビーに行くのにはちょっとプレッシャーが掛かります。正直に言いました。上に昇って客を送ってきたタクシーを安く捕まえたいんだけれど、と巧く英語で説明しました。拍子抜けする位簡単に通してくれました。

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巧い具合にそんなタクシーを捕まえました。エルミタまで幾ら? と尋ねると、メーターで走るから、それに少しチップを乗せてくれ って。本当はいっそのこと300ペソとか言ってくれれば良かったのですが、他にはあまりタクシーはいなさそう、結局これに乗ることにしました。

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一応、40ペソの初乗り料金でメーターは動いています。しかし走り出してすぐ、「ロハス通りはHeavy traffic.」とか言い出して、回り道をしたいと言い出しました。確かに金曜日の夕方、ロハス通りが混むことは想像がつきますが、特に反論することなく了承

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メトロマニラにそこそこ詳しい僕ですら知らないような大回りをしていきます。ちょっと怪しいなぁ、何処へ行っても渋滞の連続、これだったらロハス通りから行った方が早かったんじゃねぇか? だいぶ時間が経過して僕の知るマカティに入りました。もっと他に道はねぇのか?

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真っ直ぐ来れれば15分、120−130ペソの処を遠回りして1時間、230ペソ、45分の無駄働きをしてこいつが増やした売上は100ペソ、250円。まぁチップを多くは弾まないけれど300ペソ渡してNo changeと云うことでこいつは喜んでいたけれど、こっちは45分のロスだけ? コストは一緒?

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ホテルにチェックイン、ここはもう慣れたホテル。チェックインもスムーズでした。そしてここも同じ料金でgrade up、また広いスイートルームになりました。しかし、ま〜た朝食がついていない? 頼んだはずのバスビューではない? それならスイートルームである必要はない!!

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結局文句を云って朝食は食べられることになりました。でもその分余分に取られたかも知れない。何かこちらの要望を無視されているようでムッと来ていました。馬鹿みたいに広い部屋、立派なデスクもあり、このtasteの編集には良さそうだけれど、どうせこの部屋は僕が泊まらなければ空室?

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ベッドはキングサイズ、要望通りです。ここはもう泊まり慣れたホテル、最近はこのホテルが多くなりました。マニラ市内でホスピタリティについてAwardを取ったホテル? スタッフもフレンドリーで施設も充実、しかしお気に入りだったしゃぶしゃぶレストランは閉店してしまいました。

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中にClosedのバスタブです。お湯に浸かりながらマニラの夜景を眺めるのを楽しみにしていたのに、だいぶ楽しみが損なわれました。スイートルームになると聞いた段階で、そこにもバスビュールームがあると早合点したのが間違い、これなら断った方が良かった?

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10人くらいでパーティが開けそうな広い部屋、立派な応接セットもありますが、一人で転がっても宝の持ち腐れ、何となく落ち着きません。出掛けることにしました。ものすごくお腹が空いている訳ではないので、いつもの雲呑麺でも食べに行こうか? このホテルから至近距離です。

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来慣れた通り、しかしいつもの行きつけの店が見当たらない……、近辺の店のガードマンに尋ねました。小さな中華料理の店があったはずだけどこの辺ではないか? って。みんな知らないと言います。そして……、ショック! ここだ…、僕の好きだった店は閉店に追い込まれたようです。

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しゃぁない、一見の中華料理と韓国料理の店を見つけ入りました。雲呑麺はない? メニューの写真で見たジャージャー麺が美味しそうだったので頼んだのですが、あまり大したことはない? 韓国料理も扱うだけに、キムチやたくわん等の小皿がたくさん出てきますが、これはなかなか美味しい。

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ちょっと行き慣れたマッサージで軽く小一時間Foot Massageを。もうだいぶ遅くなってきました。明日一日は恐らく買い物三昧? 子供達に衣類を、そしてスタッフにお菓子やドライ・マンゴーを買う予定です。そうそう、ボラカイ島で見つけたあのクノールの醤油も探さなきゃ。

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またジプニーに乗って移動、後席までシートベルトを締めなければならない日本では到底許可にならないようなシステム、だけど庶民の足と親しまれ、非常に安価な料金で気軽に何処でも乗り降り出来る乗合バスです。ただそれぞれの車の行先を見極めるのがちょっと難しいです。

 またマニラに戻ってきました。セブにはちょっと立ち寄っただけと云う感じ、ボラカイ以来持ち続けていたちょっとした冒険心もマニラに戻ってくると同時に消失、逆にちょっとホッとしました。定宿のホテルの中のしゃぶしゃぶレストラン、雲呑麺が美味しい近くの中華レストラン、みんな閉店になってしまいます。がっかり……、食べ物の店は日本でもフィリピンでも難しいのか? 人間ってすぐに飽きますからね。