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ボラカイ島再び 

  •  2015年の夏休み、フィリピンで僕が行きたい最後の秘境、エルニドを目指しました。でも…、僕がいつも利用するツアーデスクではエルニドの扱いがない、マニラからエルニド空港までプロペラ機で1時間の行程ですが、その飛行機はエルニドのホテル宿泊とセットでなければなかなか取れず、またパラワン島の大きな街、プエルト・プリンセサから陸路6時間も移動するのはなかなか厳しい、初めてのツーリストにいきなり頼むのも、ましてや英語でメールでとなるとなかなか重い腰が上がりません。あれこれ悩んでいるうちに時間が過ぎ、結局昨年のボラカイ島へもう一度行く事で決着が着きました。昨年はボラカイ島3泊、セブ島3泊のちょっと欲張ったプラン、今年はのんびり時間的余裕を持つ事にしました。もう二度目、勝手を知ると緊張のない楽な気持ちで臨めます。天気にも恵まれ、一方で台風が近付く荒れたホワイトビーチも見ました。それも一興、ではそんなサマーバケーションの日記を!

第1日目、またまたクリニックの夏休みは1週間後ろにずらしました。昨年宿泊したホテルは良かった! 同じツアーデスクから同じホテル、同じランクの部屋をオーダーすると如何にも簡単(リピーター割引はないのか?)、ゆっくり旅の計画を詰める時間が少なくなった以上、安易な方法を取らざるを得ませんでした。いいえ、それで結構ですよ。ボラカイなら何回行っても良し、そう考えていました。そんなことで最後の秘境エルニドはまた今後の楽しみとして、もう一度あの白いビーチ、青い海を見に行ってきま〜す。

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またまた土曜日の午前中仕事をこなし、車で成田まで来ました。今回も同じ駐車場に車を預けます。お盆の帰省渋滞と重ならないか心配でしたが、高速道路の渋滞はなく順調に来ました。少し遅れた夏休みではありますが、気分的にも二度目ということで余裕がありました。バスで空港へ向かいます。

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空港に着いてから少し買い物をして、JALのさくらラウンジに来ました。遅めの今日のランチ、目一杯食べてしまいます。炒飯に麻婆豆腐、トマトスープにサラダはたっぷり、貧乏性丸出しで只飯です。今回は割とラウンジは空いていました。時にはこのダイニングが混んでいて入れないことも。

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更にカレーライスにコーンスープも。ちょっと苦しいくらいに食べ過ぎました。「あいつ、よく食うなぁ。」なんてスタッフが見ていないでしょうか? でも正直なところ、最近は機内食はあまり期待していないのです。10年前の機内食は美味しかった、しかし街の洋食屋さんと言うシリーズになってから…。

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ラウンジの窓の外には飛行機が見えます。JAL、応援しています。どうやら経営も少し安定して来た? マイレージで殆どお金を払っていない僕が言うのも何ですが、本来余計なしがらみがなければ優良企業だったはず、ジャンボ機もパイロットも手放なさなければいけないんて、行政の力量不足ではないでしょうか?

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飛行機は遅れないで離陸しそう。チェックインの20分程前に搭乗口へ。遅れそうになって慌てて以来、時間的に余裕を持って出掛けるようになりました。同じ便であるにも関わらず、この定刻出発が結構1時間くらい動くのです。そこに油断があった? 必ずeチケットを確認するようになりました。

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僕の乗る飛行機、B−767です。まぁこの飛行機に慣れて落ち着くようになりました。故障の多いB−787には乗りたくない。本当はB−747が好きなのですが、今はJALにもANAにもこの機材はありません。一度A-380に乗りたいとは思っているのですが、なかなかチャンスがありません。

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また例の1列シート、そう分かっていたので窓際の偶数の番号の席を確保しておきました。フルフラットになるのですが、何となく足を挟みそうだったり、身体を狭いところに押し込められるようで、僕は好きではありません。これなら普通の大きめのシートの方が気分的に落ち着きそうです。

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ちょっと離陸渋滞がありました。今日は天気がそれほど悪くなく、飛行機も揺れないようです。機内食、取り敢えずオーダーしましたが、先ほどのラウンジでの食べ過ぎが祟り、あまり入りません。スープはなかなか美味しかったですが、だいぶ残して早めに下げてもらいました。申し訳ない…。

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順調に飛行、ほぼ定刻にマニラのニノイ・アキノ空港に着きました。夜便はあまり入国手続きに混む事もなく、通関もろくろく調べずに簡単、タクシーでホテルに向かいます。マニラ空港のこの臭い、これを感じると自由になれた、遠くへ逃げて来たと言う安堵感に包まれます。

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今回はマカティ地区にホテルを取りました。夏休み直前迄外来がバタバタして結構疲れた状態で出てきました。窓からの夜景を見てホッと一息、知らない土地なら一抹の不安感もあるのでしょうが、マニラの街並にはまるで故郷に帰って来たかのような安らぎを覚えます。移住したい? 

 本日は移動のみ、マニラに来ると本当に開放感を感じます。繰り返しになりますが、飛行機を降りて最初に嗅ぐあの臭い、ガソリンと香水の混ざったようなあの臭いを嗅ぐと、忙しない、息苦しい東京から逃げ出して来た開放感に包まれます。得てしてBaggage-claimまでの距離が長く、ゆっくり歩いているとまた東京に引き戻されそうな不安感を感じ、ついつい歩く脚も早くなるのです。どっちにしろ荷物をpick up出来る時間は変わらないのに。タクシーでのトラブルはありませんでした。これも憂鬱なこと、途中でメーターを止め、突然幾ら出せなんて話しになることがままありますが、そんなところにもこの発展途上国がなかなか先進国の仲間入りが出来ない状況に結びつくような気がします。さてもう一日マニラでのんびりします。