海と音楽が好き、車とバイクが好き、夜景と絵が好き、そして何よりも遊ぶことが大好き。でも家族(愛犬を含む)と部下を大切にし、仕事もしっかりやる、そんな男のホームページです。ご覧あれ!

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第9日目、最終日、マニラを後にします。かつては今日と同じく午後の便の時は時間を惜しんでホテルのプールに行ったものでした。あと何分いられるとかドギマギしながら。そして急いでシャワーを浴びてチェックアウトしに行くと混んでいて焦ったり。ここ最近はそんなエネルギーはなくなりました。部屋でボーッとして、少し早めの時刻にフロントへ、今日もそんな感じです。よく遊びました。もうしばらくボラカイ島はいいかな? また新たな青い海を探して旅をしたいと思います。さぁ! 仕事、仕事!!

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やはり気怠く起きました。帰国の日はもう抜け殻のような状態で自分が何をやっているのだか? 外の空気を吸いに行きました。かと言って綺麗な空気ではない、車の排気ガスと独特な街の臭いが混ざり、車のクラクションとジプニーのエンジン音、でもこれがマニラの臭いと音なのです。

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このホテルは繁華街の真っただ中、このエントランスを出て行くと、日本人と見るやいなやもう訳の分からない物売りや、何が目的だか分からない女達が寄って来て、怪訝な態度をとると逆切れされる、時には日本語で「私はナイフを持っています。」なんて奴らが来るのです。あ〜、嫌だ!

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昨日逃してしまった朝食ビュッフェに向かいました。昨日の分も取り返すために今日はボリュームたっぷり? これだけ食べて、空港のラウンジでカレー食べて、そして機内食? 当然カロリーオーバーです。でもここのビュッフェもなかなか、僕のお気に入りの一つです。

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高いけど、悪いタクシーに乗って嫌な思いをするくらいならホテルの送迎を頼んだ方が気分は良いし、安全なのです。そんなことで緊張しなくてはならない街も少しうんざりかな? ホテルのドライバーは良く教育されていて、この中で嫌な思いをした事はありません。流しのタクシーは最悪!

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それともう一つ、空港へのチェックインはもの凄く緊張を要するのです。eチケットがなければ絶対中には入れません。人が多く、急ぐときや並ぶのが嫌なときはチップが要ります。それもお巡りに。そしてセキュリティは厳しく、ついつい忘れ物をしていまい、取りに行っても出て来ない

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出国手続きをして、二番目のセキュリティチェックを終えるとホッとするのです。DUTY FREEで買い物、高いと分かっていても、スタッフへのお土産のお菓子はここで買うのです。外から持ち込むと荷物の重さも勘案しないといけない。かと言ってここには大したものはないのです。

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ラウンジで只飯を漁ります。ここでJALのマークを見るとちょっと安心? しかし未だスタッフは日本語を話せない現地の奴ら、日本語のアナウンスすらたどたどしい現地の女の声です。そして搭乗する時にもう1回バッグの中をまさぐられて3度目のセキュリティ・チェックがあるのです。

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搭乗するとようやく日本人のスッチーがいます。でも本当はヨーロッパや北米に行きたい人達が嫌々東南アジアに廻されている? そんな印象を持っています。それからフィリピン人のスッチーも結構多い、そして機内Wi-Fiの繋ぎ方なんて全く知らない? 愚痴ばかりになりました…。

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さ〜て、帰国のための滑走路です。現実から逃げ出すときの滑走路と、現実へ引き戻されるときの滑走路は明らかに違います。一方はワクワクして心躍ります。一方はあまり見たくもない。今日は定刻の出発、確かにJALは時間に正確です。これは日本人の気質によるもの、フィリピン人とは違います。

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この景色を見ながらいつも一人でつぶやきます。「また来るね…。」そして何となく悲しくなるのです。でも! 実は次ぎにここに来るのはもう決まっているのです。今度はまた悪友と来ます。だから、「また来るね。」の言葉も現実的、次の予定が入っていないと落ち込みも強くなります。

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帰りの便は往きよりも偏西風の関係で少し早くなります。遅れて飛行機が焦っていたのか? 3時間で着いたこともありました。後は成田に着く迄一眠り? その前に機内食が出てくるでしょう。観たい映画も今回はなし、明日から仕事だと思うと、次の渡航を楽しみにせざるを得ません。

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結局断らないまま機内食が出てきました。まぁ、只なのだから無碍に断るのももったいない、スープとおかずだけいただきました。パンはもう要らない……、ラウンジではそこそこの量を食べてしまったので、今はそれほど入りません。この後深い眠りに陥ったようです。

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はたと目が醒めるともう着陸迄後30分て処に来ていました。ああ、もう完全に現実に戻って来てしまいました。高度も少し下がり始め、耳も少しおかしくなってきます。ボラカイ島、楽しかったです。いずれまた行きたくは思いますが、恐らくは数年先、来年はエル・ニドを目指します!

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ほぼ定刻に着陸、確かに成田より羽田の方がアクセスは良いのですが、羽田着はANAだけ。僕のクレジットカードのポイントはANAのマイレージにも移行出来ますが、ANAはJALほど希望の便が取れないとも聞いています。また例に寄って到着は奥のサテライト、歩く距離が長い!

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今回は珍しくイミグレーションが混んでいます。夜の便でこんなに並ばなくてはならないなんてあまり経験ありません。むしろ外国人の列が長く、日本人の列の方が未だましですが、いつもは待たされる事なく通過出来るのに。まぁ、ここを急いだって、荷物が上がってくる時間は変わりませんから。

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通関はスムーズ、今迄僕は荷物を開けろと言われた事はありません。別に今回も開けられたってかまわないのですが。時々外国人がしつこく中身を確認されている事があります。だから外国人のいる列には並びません。ここを出ると携帯電話で駐車場へ電話をします。

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すると約10-15分で僕の車をもってきてくれます。しかも既に洗車済み。なまじ1時間半くらい運転しなければならないので、疲れている時はちょっと辛いのと、飛行機の中でアルコールは飲めないのが玉にきずですが、荷物を引きずることを考えれば僕にはベスト・チョイスです。

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リムジンバスも僕の自宅方面に行く車はあります。上手いタイミングでドンピシャなんてこともありますが、1時間以上待つのは嫌、バスの中でも眠れるのはメリットですし、各ターミナルで好きなラーメン屋に寄って久々の日本のラーメンなんてのもおつなのですが。

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ディズニーランドを通り過ぎ、レインボーブリッジを超えると、いよいよ現実に戻って来た感が……。何となく悲しくなると同時に、明日から仕事、どうしよう? と言う途方に暮れるような気持ちにもなります。しかし! 今年は9月にバンコク、そして11月にはまたマニラに行くのです。

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機内食を遠慮したせいか? 何となくお腹が空いてしまいました。結局我が家近くのインター出口の中華料理屋さんへ。ここは24時間営業なのです。今日は何となく湯麺がたべたくて、餃子と一緒にオーダーしました。やはりラーメンは日本が一番、食べ慣れた味が一番です。

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ガレージに車を入れ、女房に「ただいま〜!」と挨拶、まぁこんな一人旅を許してくれる女房にはただひたすら感謝です。悪友達からも羨ましがられます。何処へ行くにも女房がひっついてくるんだよ! と言う友人もいます。それも辛いね? だけど誘っても付き合ってもらえないのも辛いよ。

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お土産と洗濯物はすぐに出しますが、それ以外の荷解きは結構時間がかかります。また写真整理も結構大変、結局トランクを元の場所に納める迄に1週間くらい掛かります。ただフィリピンやタイでは時差ぼけがないのがメリット、明日から仕事に頑張ります。

 二度目のボラカイ島、やはり良かったです。未だ日本人にはあまり馴染みがないながらも、西欧人や韓国人にはかなり周知されている、真っ青な海のリゾートです。残念ながらだいぶ開発され過ぎて来て、素朴さがなくなり、物価も上がっているようです。それも少し寂しいところ? さすがに2年連続で行ったので、次回は別のところを探す事になりそうです。アクセスは難しいのですが、やはりエル・ニドを次回は目指したく考えています。
 今回初体験だったパラセーリング、あれはなかなか楽しかったです。やる前は高所恐怖症、閉所恐怖症(降りたいときに降りられないのは狭い部屋に閉じ込められるのと同じです。だから僕は絶対に宇宙飛行士にはなれない。)の僕がこれにチャレンジするのは結構決心が要りました。でも快適そのもの、多分下で操っていたクルー達はそんな中でも高い技術を持っていたのではないでしょうか? 絶えず船を動かして調整していたようですし、揺れることは殆どありませんでした。もし下手クソなクルーに当たっていたら、もう乗らない! なんてことになっていたかも知れません。風の音だけが聴こえる約50mの上空? 初めて経験しましたが、素晴らしい景色と相まって良い思い出になりました。まだまだ東南アジアへの旅は続きます。