集合場所は湾岸線の大井PA、そこから湾岸線を下りアクアラインへ、往きは海ほたるに寄らずに一挙に木更津まで進み、幹事さんが抑えてくれた磯料理の店へ。そこでランチを摂って、午後はベイエリアで撮影会、そしてそこから海ほたる経由でまた湾岸線大井PAまで戻り解散と言うコースでした。何さまこのメンバーのツーリングに出向くのは初めて、ちょっと緊張もありました。
そしてその後一度帰宅、バイクを自宅に置いて途中T君と待ち合わせ、渋谷の某ホテルで催されたアストンマーチンの発表パーティにそのままなだれ込みました。また只飯にありついて、手は出ないけれど素晴らしい車を目の当たりにして、充実した一日でした。
久しぶりのこいつの出番、前日からエンジンを掛けたり、ガソリンスタンドへ行って満タンにしたりして準備をしておきました。このバイクを買って早6年、買ってからの走行距離は1000kmちょい、滅多に乗らないので、ツーリングに出向く時は充分な準備、点検、試乗をして行きます。今回はツーリングのリーダー直々のご指名、出ない訳には行かないのです。朝早くから起きました。
一先ずは仲良しのT君と合流、お互いが一番近い首都高速道のサービスエリアで待ち合わせという事にしました。今日は良い天気、若干暑いにしても、うんざりするほどの猛暑ではありません。そこそこのスピードで走れば暑さは気にならない程度、思いのほか道路が空いていたのでだいぶ早く着いてしまいました。もっとも時間に正確なT君の事、僕自身も時間にルーズな奴とは付き合いません。
今日もお天気に恵まれました。そう、バイク・ツーリングの日に雨に降られたのではどうしようもありません。今日はやはりやや長距離、プロテクター付きの革ジャンにパンツもプロテクター付きの革製、キチンと装備してきました。もう少し夏が近付くとこのスタイルでは無理、恐らく革ジャンを着るのは夏前に今日が最後ではないでしょうか? もちろん革製のグローブ、バイクブーツ着用です。
約束時間のちょっと前にT君がやってきました。彼はいつもの黄色いVMAX、何回か走らせてもらってますが、何とも楽でパワフル、もちろん僕の旧車よりかなり進化した、しかも排気量もずっと大きいバイクですから。暫しここで彼と話し込んで、ちょっと休憩してから出掛ける事にしました。もうこのままグループが集まるサービスエリアに直行、ここから30分くらいで着くはずです。
さて、今日もバイクに搭載したビデオが活躍、小型ながら4Kで取れる優れもの、未だ取説を良く読んでおらず、今いち操作に慣れないカメラですが、前回はきちんと撮れていたのでそのまま。取り敢えず10分ごとにRECボタンを押さなければならない、厚手のグローブをした手でボタンを押すのは、ましてや走りながら押すのは結構難しいのです。でも撮りっぱなしでバッテリーなくなるよりは。
ビデオのスナップショット、下のドックのアイコンはご容赦下さい。山手トンネルが湾岸線まで開通して我が家から横浜、アクアライン、はたまた成田空港までのアクセスはだいぶ良くなりました。トンネルの中はあまり空気が良くない、しかしこのまま湾岸線までひた走ります。まぁなかなか速いT君について行くのは結構大変、何せ我が愛車は40年以上前のマシンですから💦
山手トンネルを抜けて湾岸道を南へ。大きくカーブしますがT君のVMAXに全然追いつけません。湾岸道に合流して間もなく集合場所のサービスエリアがあるはずなので、そう無理してかれに追いつかなければならない訳ではないのですが、やはり置いて行かれると若干の焦りがあります。途中2回ほどRECボタンを押しましたが、この時点できちんと撮影が出来ているかどうか定かではありませんでした。
湾岸道に入ってから直線、目一杯スロットルを開けて何とか彼に追いつきました。まぁ、その時はなかなか快感、しかしもう結構疲れてきます。やはり最新の乗りやすい、長距離を走っても疲れないバイクに乗り換えるべきなのか? 部屋の中で飾っておく分には乗り換えようと言う気持ちにはなりませんが、こうやって走るとやはり旧車は辛いものがあります。でもZ1の値段はドンドン上がっています。
集合場所の大井サービスエリアに到着、何と僕らが一番乗りでした。未だ集合時刻まで30分以上ある……、確かに山手トンネルのおかげでこの辺はかなり近くなりました。もしここが開通していなかったらお台場まで出て、そこから湾岸道へ。恐らく30分以上掛かる時間が違うと思います。恐らく今日出て来た時刻では集合時間に遅れてしまう可能性もあったのではないでしょうか?
ありゃ?! 今日のツーリングのグループの中にピカピカのZ2がいました。こちらは900cc、向こうは750cc、でも玉数が少なく、Z2の方がZ1より50-100万高いのです。何となくコンプレックス、この個体は非常に綺麗でした。しかも同じノーマルマフラー。富士スピードウェイでもそうでしたが、この車にノーマルマフラーを付けている人、凄く少ないです。黒い集合管付けている人が多いです。
続々と仲間が集まってきました。ハーレーのトライクが2台も。実は後で判った事ですが、このハーレーのトライクがフル加速するとZ1では全く追いつかないのです。ビックリ! ちょっと跨がらせてもらいましたが、なかなか楽しそう。最近ではハーレーのファクトリーモデルのトライクが出てきましたが、500万円以上するのです。手も出ないし、それにせっかく大型二輪の免許取ったのに。
やっぱカッコいいです。後輪のタイヤハウスには革製のカバーが被せてあります。でもトライクは曲がる時は大変そう、車体を傾けるのではなく、手でステアリングを強引に曲げないとなりません。オーナーも曲がる時は大変だよぅ と言っていました。顔は知っている人達がたくさん集まってきます。いや〜、楽しくなりそう。他にもバイクのグループがここを集合場所にしていたようです。
そして今日はバイクではなくて四輪でも参加可能となっていました。ムルシーも登場、なかなか凄い色、最近は塗装ではなく、割と気軽に出来るラッピングが仲間内で流行っています。飽きたら気軽に色を変更出来る? 間近で見る事が良くありますが、曲面でもしわがよる事なく、非常に綺麗な仕上がりになっています。どうやらラッピングは日本だけの文化? 海外ではあまり見ないようです。
そしてそして、有名なカオリンさんのピンクのアベンタ、凄い……、彼女にも「おはようございます。」の挨拶をします。さすがにバイクには乗らないのかな? 一目で女性ドライバーであることが判るこの車、この最新モデルももう数年でモデルチェンジでしょうか? もうランボのニューモデルには追いつけません。ちまたでは次から次へとスーパーカーは出ますが、僕はそろそろ落ち着いた方向へ?
出発前のミーティングが始まります。恐らくは下見に行った人が事細かに計画を練って、その計画に従ってのコースが発表されます。だけど……、ここからアクアラインに乗って、海ほたるで停まる事なく、更に途中休憩する事なく一挙にランチ会場のレストランまで行ってしまう? あちゃー、追いつけるかな? 今日は磯料理の店でランチです。それも今日の大いなる楽しみ。さて出発です。
実は……、ハイ、出発! となってエンジンをかけるのに手間取ったのです。T君も誰も待ってくれない……、ようやく何とかエンジンがかかって慌てて首都高からアクアライン、そして木更津周辺まで急いで来たのですが、殆ど独ぼっちだったのです。途中どちらに行って良いのか判らなくなる場面もあり真っ青。でも取り敢えず何とか集合場所にたどり着きました。ここはレストランの駐車場。
参りました……、皆で走る楽しみは不意になりました。みんな速い……、出遅れると到底追いつけませんでした。実は今日はプロのカメラマンが同行して、車の中から我々の走る姿を撮影してくれる手はずでした。少なくも往きには僕は全然撮ってもらっていない……。しばし駐車場でバイク談義の後、レストランに入る事になりました。そう、久々の磯料理、九十九里で焼き蛤以来かな?
ウワー、楽しそう、美味しそう! 蛤、サザエ、鮑もあります。各自水槽や冷蔵庫から好きな物をバイキング形式に取って、最後に清算してお金を払い、テーブルに着いてロースターで自分で焼いて食べるシステムのようです。これは楽しい! むしろ席について注文するより、自分で好きな物を見ながら食べたいだけ取れるので、何ともワクワクします。鮑……、ちょっと高いけれど行きます!
僕が誘ったT君、どう? 楽しいでしょう? 来て良かったでしょう? 彼もいろいろ選んで、トレイに入れています。それぞれに値段が大きく表示されているので、自分の好みと予算に合わせて選ぶ事が出来ます。でも実際に自分がどれくらい食べられるのか? ちょっと難しい判断を迫られます。ついつい取り過ぎていまう? 持て余すくらいなら、もう一度取りに来れば良いだけの事ですが。
僕の選択はこうなりました。蛤、サザエ、ホタテ、牡蠣、ツブ貝の串焼き、海老の串焼き、エリンギ、カルビ、そして海苔汁、焼きおにぎり2ヶ、そして飲み放題のドリンクバー、もちろん残念ながらビールは飲めません。これで総額6千円ちょい、まぁランチとしてはかなり贅沢ではありますが、みんなで来たバイク・ツーリング、これくらいの出費はやむを得ないかな? 支払いを終えて席へ。
こんなロースターがあり、ここに着席して自分で焼く事になります。未だ午前11時半頃、僕らが到着頃は未だ他のお客さんがあまりいませんでしたが、今はだいぶ混んできました。もうそう時間が経たないうちに外で待つようになるでしょう。そう、海ほたるから30分足らず、今度一度家族を連れて来てやろうか? 女房も子供もこんなの好きそうだし。だけど道順、判るかな? ちょっと複雑でした。
デヘへへ、鮑! 1個1200円、2個で2200円、それほど大振りではありませんが久々に丸ごと食べられます。そう、学生時代、泊まり込みでやった千葉勝浦のアルバイトの帰り、朝市で学生アルバイトの給料でも鮑をどっさりお土産に買って帰ったのに、開業医になってから行ったら、同じ朝市でも高くて買って帰るのを諦めました。北海道では鮑は余っていると言う話しを聞いた事がありますが。
ホタテに蛤、以前行った九十九里の磯焼きの店では蛤を目一杯食べました。大粒でも決して大味ではありません。どうやら朝鮮産と言う話しもありましたが、美味しい事には違いない、ホタテも冷凍ではなく、生きていた奴を焼いて食べます。焼き加減がちょっと難しいところ、時々中身を見ながら頃合いを見計らいます。ホタテはふたが開いて少しグツグツ煮込むようにします。
鮑が焼けました。あいにく一口で入ってしまう大きさ、でもやはり美味い! まぁ、国産鮑なら値段としてはほどほどではないでしょうか? 国産か国産でないかの区別がつくほど舌が肥えているわけではありませんが。ここのところ、例の鮑を出してくれるステーキ屋さんにも行っていないし、せいぜい食べたのは回転寿しのチリ産鮑くらい、久々に鮑らしい鮑を食べました。
ホタテ貝はバター焼きにします。このバターが1ヶ60円、やはり醤油だけの味付けと、バター醤油になった場合とでは雲泥の差があります。しかしT君はバターが嫌いなよう、冬場の居酒屋でメニューにあれば必ずと言って良い程ホタテバターを頼みます。また貝を食べ終わった後のこのスープが何とも美味い、塩気が多く、身体には良くない事が判っていても全部飲み干してしまいます。
焼きおにぎりと蛤、実はこの焼きおにぎりは火の通し方が難しいのです。元々冷凍のおにぎり、かなり焼いても中が冷たい状態で、醤油をかけながら奮闘していました。やはりこんなおかずを目の前にしてご飯は食べたい、でも美味しい焼きおにぎりは出来ませんでした。結局お皿に取ってぼろぼろ崩れるものをお箸で食べるよう、しかし蛤焼きは慣れたものです。口を開けるまで待ちます。
パカッと口を開けた後に少し人と押せば出来上がり、九十九里では独特のタレがありましたが、ここでは醤油をかけます。蛤は大きくても大味にはなりません。熱々のを口にほおばるのが何とも醍醐味、確かに九十九里の方が大きな蛤でしたが。どちらにしろ朝鮮産であることには違いないので、そのまま何も考えずに食べてしまいます。やっぱり美味しい!
さざえのつぼ焼きも出来上がりました♪ ズボッと丸ごと抜けて、一気に一口で頬張ります。熱いけど美味い! こんなメニューでかなりお腹いっぱいになりました。来た甲斐がありました。やはり磯焼きは僕の好きな料理の一つ、いくつか知っている店がありましたが、今日此処にもう1店舗、もしかしたら家族とでも来るかもしれない店を知るに至りました。アクアラインなら近い!
今日参加のメンバーほぼ全員で集合写真を撮ります。普段はスーパーカーを駆る仲間達が今日はバイクで来ました。さすがにバイクは様々、KawasakiのZ系からハーレーのトライクまで、バイクの好みは別れるようです。今日もお天気には恵まれました。やはり車ならともかく、バイクでは雨だったら中止? それほど暑い訳でもなく、良い日和でした。さてこれから本日のメインイベントに。
今日同行する中に雑誌等のプロのカメラマンがいました。車に乗ってバイクで走っているところを、プロの腕、機材をもって格好良く撮影してくれます。一人○千円を出して、順番に写真を撮ってくれるのです。これは良い記念になりそう、上手く行けば来年の年賀状に貼付けられそうな写真が撮れるのではないかと期待しました、レストランから10分程走って撮影スポットに集合です。
ここは東京湾を見晴らす直線コース、お天気が良いので東京湾の海もひときわ綺麗に見えます。道沿いに熱帯風の木々も並び、ロケーションとしても最高! 約1kmくらいの直線コースがあり、カメラマンの指示に従って車と並走し、そのプロのカメラマンが車から身を乗り出して低い位置から見上げるような体制で写真を撮ってくれます。後日その写真をWebにupしてくれ、各自取り込みます。
後日、取り込んだ写真を披露します。まずはT君、黄色のYAMAHA VMAX1200cc、あいにくフルフェイスのヘルメットを被っているので顔は見えませんが、なかなか普段ではお目に掛れない貴重な写真です。良いお天気と相まって素晴らしい出来です。だいたい一人5-6枚のショットを撮ってくれました。やはりプロが一流の機材を使って撮影すると俄然格好良くなります。
続いて僕、幸いにもフルフェイルのシールドを持ち上げ、顔も見えています。そう、高校時代に憧れて欲しかったけれど乗る事が出来なかったKawasakiの900Z1、40年以上経過してから乗れなかった仇を取りました。そう! 来年の年賀状にはこの写真も貼付けよう!! 綺麗に整然と並ぶ街路樹が雰囲気です。カメラマンは20往復以上並走して一人一人の写真を撮ってくれます。
無事に撮影が終わって、アクアラインをまた東京方面に向かいます。そこでもカメラマンは写真を撮ってくれたよう、T君、この写真、格好良すぎ! ちょっと嫉妬です。僕はこの時に何処にいたのか、僕のこの場面での写真はありませんでした。真っ青な空に黄色い車体のコントラストが最高、T君はこの写真でパネルを作ると行っていました。一緒に来て最高のお土産が出来たでしょう?
アクアラインから帰りは海ほたるで少し休憩することになりました。みんなで固まってバイクを停めると……、偶然にもKawasakiの火の玉が3台並びました。あれ〜、これ絵になるよ〜! 本当に偶然なのですが、僕が気付いてい皆に知らせました。ちょっと僕のバイクのオレンジ色は少しくすんでいる? でもみんな珍しいノーマルマフラー、ヨシムラの黒い集合管よりも絶対に良いです。
小一時間海ほたるでのんびりしました。ソフトクリームも食べました。もし北朝鮮から核ミサイルが飛んで来たら、あの辺に大きなキノコ雲が出るんだろうな? シュミレーション見ると海ほたるもやられるらしい……、ここでピカッと光ったら急いで海に飛び降りるか? こんな話しをまことしやかにしました。GW前後が危ない? この混沌とした状態、何とかならないのでしょうか?
さて、海ほたるを後に、ツーリングの最終段階に入ります。この先、朝集合したパーキングエリアに集合して、流れ解散となるようです。海ほたるを出てアクアラインのトンネルにさしかかりました。するとラッキーなことに、またカメラマンの車が目の前に、彼から合図が出て車に寄って行きます。まずはT君、躍動感溢れる写真が撮れました。これだけでも今日は来た甲斐があったでしょう?
続いて僕、なかなかこんな場面を撮ってもらえるチャンスはありません。今日は革の上下に降るフェイスのヘルメット、新調したバイク用ブーツにグローブ、完全武装で出てきました。もう春爛漫、むしろ暑すぎるのではないかと心配しましたが、バイクで走るには最高の日和となりました。またこのメンバーですぐに集まれるのか? また美味しい物を食べに行きつつ、こんな写真も欲しいです。
集合場所であったパーキングエリアに戻って来ました。それほど暑い訳ではなく、良いバイク日和に恵まれたようです。それほど長い距離を走った訳でもなく、僕にはこれくらいのツーリングがちょうど良いかも。僕を誘ってくれたメンバーさんにもお礼を言いました。また行きましょう! そう、今度は秋口くらいですかね? 今度は山の幸かな? また誘ってください。
今日もまたちょっと遊び疲れた〜 って感じでした。みんなで一斉にスタートしてからアクアラインを走って磯料理の店に行って、そして一人一人撮影をして、結局6時間近く遊んでいました。ヴィンテージである我がバイクも機嫌を損ねる事なく、最初のスタートでエンジンが掛かり難かったものの、後は好調でした。ここで皆んなに別れを告げます。今日は未だ終わりません。
無事家に帰ってきました。そして……、強行スケジュールではあるのですが、バイクを自宅に置いてシャワーを浴びて着替え、そのまま渋谷の某ホテルに出てきました。T君も誘いました。今日はディーラーからお誘いいただいた某自動車メーカーの新車発表会、ホテルのボウルルームの中でビュッフェやお酒を飲みながら新しく輩出される車を目の前で見て運転席ン座れるという贅沢パーティです。
某自動車メーカーとは……、英国のアストン・マーチン、その中でバンキッシュSと言う新しいモデルの発表会なのです。僕はむしろアストン・マーチンの中では007に出て来るDBシリーズの方が好きなのですが、好きなDB11は来ないかと思いきや、脇役として隅っこに佇んでいました。同じ排気量でDB11の方はターボチャージャーがついているにも関わらずNAのバンキッシュの方が1千万高い!
ビュッフェもなかなか豪勢でした。知った車仲間がいましたが、今日バイクツーリングに来ていたメンバーさんは一人も来ていませんでした。ただ……、今日のツーリングでカメラマンを務めていた人がここにも来ています。ツーリングに行っている時点で夜はこのパーティに来る事を聞き及んでいました。ビュッフェでありながら、そこそこの種類とボリューム、改めて食事に行く必要はなさそう。
さて、シートカバーのかかっていたバンキッシュSの除幕です。スモークも焚かれて少し仰々しい演出、スタイル良いエスコートの女性が横に立つ中、その白いボディが披露されました。正直なところ、DB11と区別がつかない、色が白いだけにむしろ顔は精悍に見えますが、2台とも同じ白に塗装されていたら僕には区別出来そうもありません。何処が違うの? 1千万円も値段が違うのに……?
確かにリップスポイラーやリア・ディフューザーが赤く染められているなど、ただ者ではない雰囲気が漂います。柄もずいぶんでかい、フロントエンジン12気筒で○千△万円!? もちろん同じフロントエンジン12気筒でフェラーリには及ばないけど……、失礼ながらアストン・マーチンは結構な勢いで値が落ちます。確かに素晴らしい車である事は良く判りましたが、やはり手は出ない。
シートに座る事も出来ました。上質な本革使用、この車の内装は黒でした。白いボディなら赤い内装にすれば良いのに……、シートはそれほど座る位置が低い訳でもなく、自然体で運転出来そう。僕好みのように幅の広い大きなセンターコンソールとメーターナセルに囲まれ、これを心地よいと感じるか、或いは窮屈と感じるかは人によって意見の別れるところだと思いました。僕は好きですが。
さてこちらはDB11、何となく今日の主役バンキッシュに対して悪役を演じるような、可哀想な黒い塗装の車、正直なところ顔つきと言い、ボディLINEと言い、僕にはあまり区別がつかないのですけれど。一方でエンジンは同じ6リッター12気筒、むしろこちらはターボチャージャーがついているのに何故1000万円も安いのか? 生産台数を少なくして価値を高めている? 納得出来ません。
初めて知りました。アストン・マーチンのドアは水平に開くのではなく、少し上方にスイングして開くのだそうです。すると手を放せば自然に閉まる? そうでもなさそうだし、ヒンジには無理が掛かるだろうし、詳しい説明を聞いていませんが、わざと無理に複雑な構造にするメリットが僕には判りません。今日展示されているのはこの2台、こちらにも人はたくさん集まります。
そしてこちらにも座れました。何故かDB11は右ハンドル車が用意されていました。英国は日本と同じ左側通行だから右ハンドルで良いのだけれど、やはり左ハンドルの方が外車という雰囲気を持ち、しっくり来ます。英国は日本より厳しく、左ハンドルの車は走行禁止、右ハンドルのフェラーリやランボルギーニを運転したいとは思いません。居住性はバンキッシュとあまり変わらなそう。
そこそこビュッフェで御馳走になりました。今はデザートタイム、結構お腹いっぱいになったのですが。何となく物足りなくて、帰りにT君と一緒に博多ラーメンを食べて帰りました。強行なスケジュールで少し遊び疲れましたが、よく遊んだ充実感は得られました。バイクは当分乗らない? アストン・マーチンは手が出ない? まぁ、実際に実りあるものではありませんが、夢を見ました♪