第6日目、家族旅行の最終日です。旅行の最終日、今日は水には入らず、グアム観光とショッピングです。ホントはゴッソリ買い物をしたかったのですが、悲しいことに私の財布はやや軽め、ちょっと思い切った買い物は出来ない状態でした。まあ、しゃあないか? 半年前にとんでもないないものを買っちゃったからね。
パラオ家族旅行記編集後記
楽しかったパラオ旅行を振り返ります。
結婚して3年目、約束を果たす最初の旅行で、まずはグアム島隣のサイパン島に来ました。この頃(1989年、未だ娘は生まれていませんでした。)は円高でした。当時1ドルが79円、DFSで女房にカルティエの腕時計を買ってやる約束をしてそれを果たしましたが、ふと陳列棚を見たらRolexのGMT Master(当時は未だllではなくlでした。)が20万円そこそこ、結局女房のカルティエを買った後に自分のを衝動買いしてしまいました。それが今では中古で50−60万円で売っています。円高は良かった? 今回の旅行では1ドル125円、そのRolexも32万円くらいの計算になる? その値段だったら買わなかったと思います。だから今回の旅行はやはり出費は多かったのかも知れません。本当に円安は日本に良いのか? 輸出に重きを置く大企業、そしてそれにぶら下がる中小企業はそれで良いのかも知れません。しかし輸入品を消費するだけの一般国民は? 円安で良い人と良くない人の割合は? どちらが多いのか? 輸入品の薬を仕入れなければならない我々開業医はその購入に関して円高のメリットは受けていません。円高だから納入価が安くなったと云う経験はありません。円高の方が単純に海外へ安く行ける、輸入品を安く買える、私個人は円高のほうが断然メリットがあります。車は高く買わされた? だから大企業のように、大きな声で文句を云う奴が保護される? そんな目で見ています。
全体的に天気は良くなかったと書きましたが、一番のイベント・デーだったロックアイランド・クルージングの日(無人島ツアーと言っていました)はなかなかの快晴、海も青く充分に堪能出来ました。パラオは太平洋戦争当時、激戦地でもあったようです。今回は見ませんでしたが、海に沈んでいるゼロ戦ツアーなんてのもあるそうです。しかし日本兵はこの島の人々に悪いことはしていないので、日本人は歓迎されるような雰囲気でした。しかも移住した日本人も多々あり、更に日本人が経営するレストランなどもあり、日本人が行く青い海の地としては飛行機に乗っている時間もそれほど永いわけではなく、トランジットを気にしなければ行きやすい場所だと思います。そして日本航空なら直行便があるらしく、更に日航ホテルもあるようです。9年前より行きやすいホテルは増えたようです。しかし前回泊まったこのホテルが良く、今回もここ(Palau Paciffic Resort ; PPR)を再度選択した次第です。家族大勢で移動するので細ごまと動くのではなく、足をドッシリ地に付けた旅行だったので、それはそれでのんびり休養を取れる旅行になりました。女房も子供達も満足してくれたと考えています。何もしない、ボーッとすることを目的とする旅行なら、ハイ・シーズンでなければ10万円以下で行けるパック・ツアーもあるようでした。新婚旅行はパラオが良いよ! と話した私の患者さんも私のアドバイスに感謝してくれたことがありました。物価もそれほど高いわけではなく、食べ物も割りと日本人に合っており、出向きやすいビーチ・リゾートとしてお勧めしたいです。
グアム島ではひどい目に遭いました。もっとも直行で帰れないためのワンクッションみたいなstayでしたから、いい加減に考えていたところ、もう少し慎重に事を運ぶべきでした。空港からホテルへ案内するツーリストのあんチャン達もいい加減(色違いでも同じアロハを着ている)な感じで、説明も不十分、こちらの英語も大したことないので、そこでもっと突っ込むべきでした。「朝食付き、アクティビティ付きの料金設定しかない。」と云うのが向こうの言い分でしたが、あくまでもこちらが強気で行って良かったと思います。所詮アメリカ資本? 「ジャップからできるだけむしり取れ!」てな勢いでした。あまり海外旅行に慣れない処、良いようにやられるところでした。ずっと前のサイパン島でも何となくぼったくられているよう(15分のバナナボートが親子二人で約8千円)で、不愉快で辞めたことを思い出しました。やっぱりリゾートというのは足元を見られるということを思い知った次第です。
それから実弾射撃場、日本にいるうちから息子二人にあれをやりたいとは云われていたのです。経験……、確かに一度経験するのは悪くはないかも知れない、旅行直前、機会あってそれとなく親しい息子二人の中学校の校長先生にそんなことを話したら「絶対にやらせてはダメだ!」と云われたのです。H先生、申し訳ありません、先生のご忠告を破る形になりましたが、一度は何でも経験させてやりたい、そんな親ばかをご容赦下さい。
だけどグアムの件以外は大きなトラブルなく、楽しめた旅行であったことは確かです。あいにく今後家族5人でと云うのは無理そうですが、やはり休んで遊ぶ時は気持ちよくやって行きたい、そう改めて思いました。そのためにも旅行のPlanningの段階で信頼できるツーリストを選ぶこと、事細かに打ち合わせすることが大事であると反省しました。恐らくこのツーリスト社には私の記録にブラック・マークが付き、今後ここでまたツアーを組むと嫌がらせをされそうなので、もう二度とこのツーリストは使いません。女房任せで自分が動かなかったことを、やはり反省しながら今後の糧としたく考えました。夏休み、今後はどうなるのか? のんびり、しかし充分慎重に行きたいと思います。