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パラオ家族旅行の日記 

    第6日目、家族旅行の最終日です。旅行の最終日、今日は水には入らず、グアム観光とショッピングです。ホントはゴッソリ買い物をしたかったのですが、悲しいことに私の財布はやや軽め、ちょっと思い切った買い物は出来ない状態でした。まあ、しゃあないか?  半年前にとんでもないないものを買っちゃったからね。

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    台風の影響でお天気は今ひとつ、結局今回の旅行は全体的にお天気には恵まれませんでした。日頃の行ないは決して悪くはないはずなのですが........。最終日、今夜にはもう東京へ戻ります。

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    でもタモン湾、海はまぁまぁ青いじゃないですか? ビーチ・リゾートのホテルはこの辺一帯に集中します。どうやら海のアクティビティも揃っているようですが、そんな気分にはなれっこない!

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    朝食はやはりバイキング。ここは客室数も多く人数が多いため、メニューも豊富。何故か朝から焼きそばが食べたくなりました。今や味噌スープは海外の何処でも手に入る? おだしもなかなかでした。

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    街へ行くタクシーの運転手に促され、心戸惑うまま実弾射撃場に。長男、次男はこれを楽しみにしていたようですが、親として複雑な心境。でも経験して、彼等なりに考える処あればと結局許可しました。

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    でも息子達も銃は恐ろしいもの、あってはいけないものとしっかり認識したようです。そうであれば私も連れてきた甲斐がある? 人の命の大切さを心してくれると思います。もうヘトヘト........。

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    何故かやらないはずの娘まで......。グアムでは10歳以上なら出来るみたい。娘は小さなピストルのコース。息子二人は全く大人のコースで、45口径のマグナムまで登場、更にはサービスでショットガン!

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    あわわ、更にサービスと称して娘にライフル? 「ちょっと、サービスはいいんだけれど、それは困るよ.....、」と云う間もなく。銃の台座を脇にしっかりつけておかないと、反動で鎖骨が折れます。

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    全員で記念撮影。しかし戦争も絶対イヤですね。日本は戦後の復興で大きく成長しました。国のために死んでいった人も数知れず。だけど今の腐敗した日本のために死ねますか?私の答えは”No !”です。

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    気持ちも新たに今度は水族館へ。世界一長いトンネルの水槽です。鮫もエイも熱帯魚もゴッチャ混ぜ。多分に日本の品川水族館を意識しているように思えたのは私だけでしょうか? 幻想的な世界です。

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    大きな鮫が休んでいます。鮫は泳いでいないと呼吸が出来ないってのはウソ? こいつはここでずーっとジッとしていましたよ。一緒に泳いでいる魚を食べたりしないんですかね。

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    頭上を大きなナポレオン・フィッシュが悠然と泳いでいきます。女房が「パラオでは美味しかったよ。」って。体長1mをゆうに超える大物です。これさばくのも大変だろうね。

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    生きた化石、オウム貝です。ちょっとこいつもグロテスクな顔、”プレデター”を彷彿させるような厳つい顔をしています。でもこれ、小さな奴は日本で1万円くらいで売っていましたよね。

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    ジャイアントクラム(シャコ貝)です。これもパラオじゃバターソテーで食べました。しゃきっと歯ごたえ。中にはラメのようにキラキラ光る綺麗な個体もあります。私もかつて水槽に入れていました。

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    鮫の歯、確かにこんなので食いつかれたらひとたまりもありませんね。憎らしいことにこの尖った歯に更にギザギザがついているんです。しかも鮫の歯は抜けてもまた生えてくるんです。

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    グアムの一番の繁華街、メインストリート。右側にDFSギャラリアがあります。たまたま道には車が写っていませんが、ここは車の交通も多いところ。しかし歩行者優先は徹底されているようでした。

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    路傍にホントにさり気なく虎の檻。なんで? って感じ。小さな子供がうっかり手を出したりしないのでしょうか? 暑そうに木陰にいましたが、グアムよりアフリカの方が暑いんでしょう?

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    私が楽しみにしていた店の一つ、サンズ・タモンプラザのカロネル・ウォッチセンター。ROLEXの品揃えでは世界一とのこと。もちろん買えませんが、眺めるだけと思っていったら、なんと閉店?

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    女房のリクエストにて昼食は”ハードロック・カフェ”へ。ビートルズ、プレスリーの絵が。だけどこの店は六本木にもあるぜ。私はチキンのペンネ、とっても食べきれる量ではありませんでした。

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    とにかく全てすんごいボリューム。日本が戦争に負けた理由が分かったよ。ご飯、焼き魚、みそ汁、お新香じゃ敵う訳ないよな。更にアメリカでは断然虚血性心疾患が多い理由も充分理解できました。

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    さあ、我々の家族旅行もいよいよ終盤です。後は日本に帰るのみ。台風11号を追い抜いて帰るんです。ここはグアム国際空港の玄関前。遠くタモン湾も見えます。いよいよ現実に引き戻されます。

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    また少しDFSで買い物を。グアム島は近く、そこそこ海は青く、気軽に来られる外国かもしれません。でも全くのアメリカ、そして今回のホテルでの嫌な思い、グアム島はもう来なくていいや

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    アメリカはみんなでかい、朝食バイキングの種類もカフェでのスパゲティのボリュームも、そしてコーラのカップも。やはり暑いので喉が乾きます。飛行機出発までもう2時間、疲れました。

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    またまたダグラスDC-10。ここから2500km、3時間で成田へ到着です。明日一日休んで翌々日から仕事。充電は充分に出来ました。でも4ヶ月でまたお正月休み。冬はのんびり家で過ごします。

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    成田着、絶妙のタイミングで我が家方面のリムジンバスに乗れました。高速道路も渋滞なし。1時間半で駅に、トータル2時間で家に着きました。ああ、これが現実。子供達も良い想い出が出来た?

    パラオ家族旅行記編集後記


     楽しかったパラオ旅行を振り返ります。
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     結婚して3年目、約束を果たす最初の旅行で、まずはグアム島隣のサイパン島に来ました。この頃(1989年、未だ娘は生まれていませんでした。)は円高でした。当時1ドルが79円、DFSで女房にカルティエの腕時計を買ってやる約束をしてそれを果たしましたが、ふと陳列棚を見たらRolexのGMT Master(当時は未だllではなくlでした。)が20万円そこそこ、Palau PS02.jpg結局女房のカルティエを買った後に自分のを衝動買いしてしまいました。それが今では中古で50−60万円で売っています。円高は良かった? 今回の旅行では1ドル125円、そのRolexも32万円くらいの計算になる? その値段だったら買わなかったと思います。だから今回の旅行はやはり出費は多かったのかも知れません。本当に円安は日本に良いのか? 輸出に重きを置く大企業、そしてそれにぶら下がる中小企業はそれで良いのかも知れません。しかし輸入品を消費するだけの一般国民は? 円安で良い人と良くない人の割合は? どちらが多いのか? 輸入品の薬を仕入れなければならない我々開業医はその購入に関して円高のメリットは受けていません。円高だから納入価が安くなったと云う経験はありません。円高の方が単純に海外へ安く行ける、輸入品を安く買える、私個人は円高のほうが断然メリットがあります。車は高く買わされた? だから大企業のように、大きな声で文句を云う奴が保護される? そんな目で見ています。
    Palau PS03.jpg 全体的に天気は良くなかったと書きましたが、一番のイベント・デーだったロックアイランド・クルージングの日(無人島ツアーと言っていました)はなかなかの快晴、海も青く充分に堪能出来ました。パラオは太平洋戦争当時、激戦地でもあったようです。今回は見ませんでしたが、海に沈んでいるゼロ戦ツアーなんてのもあるそうです。しかし日本兵はこの島の人々に悪いことはしていないので、日本人は歓迎されるような雰囲気でした。しかも移住した日本人も多々あり、更に日本人が経営するレストランなどもあり、日本人が行く青い海の地としては飛行機に乗っている時間もそれほど永いわけではなく、トランジットを気にしなければ行きやすい場所だと思います。そして日本航空なら直行便があるらしく、更に日航ホテルもあるようです。9年前より行きやすいホテルは増えたようです。しかし前回泊まったこのホテルが良く、今回もここ(Palau Paciffic Resort ; PPR)を再度選択した次第です。家族大勢で移動するので細ごまと動くのではなく、足をドッシリ地に付けた旅行だったので、それはそれでのんびり休養を取れる旅行になりました。女房も子供達も満足してくれたと考えています。何もしない、ボーッとすることを目的とする旅行なら、ハイ・シーズンでなければ1Palau PS04.jpg0万円以下で行けるパック・ツアーもあるようでした。新婚旅行はパラオが良いよ! と話した私の患者さんも私のアドバイスに感謝してくれたことがありました。物価もそれほど高いわけではなく、食べ物も割りと日本人に合っており、出向きやすいビーチ・リゾートとしてお勧めしたいです。
     グアム島ではひどい目に遭いました。もっとも直行で帰れないためのワンクッションみたいなstayでしたから、いい加減に考えていたところ、もう少し慎重に事を運ぶべきでした。空港からホテルへ案内するツーリストのあんチャン達もいい加減(色違いでも同じアロハを着ている)な感じで、説明も不十分、こちらの英語も大したことないので、そこでもっと突っ込むべきでした。「朝食付き、アクティビティ付きの料金設定しかない。」と云うのが向こうの言い分でしたが、あくまでもこちらが強気で行って良かったと思います。所詮アメリカ資本? 「ジャップからできるだけむしり取れ!」てな勢いでした。あまり海外旅行に慣れない処、良いようにやられるところでした。ずっと前のサイパン島でも何となくぼったくられているよう(15分のバナナボートが親子二人で約8千円)で、不愉快で辞めたことを思い出しました。やっぱりリゾートというのは足元を見られるということを思い知った次第です。
    Palau PS05.jpg それから実弾射撃場、日本にいるうちから息子二人にあれをやりたいとは云われていたのです。経験……、確かに一度経験するのは悪くはないかも知れない、旅行直前、機会あってそれとなく親しい息子二人の中学校の校長先生にそんなことを話したら「絶対にやらせてはダメだ!」と云われたのです。H先生、申し訳ありません、先生のご忠告を破る形になりましたが、一度は何でも経験させてやりたい、そんな親ばかをご容赦下さい。
     だけどグアムの件以外は大きなトラブルなく、楽しめた旅行であったことは確かです。あいにく今後家族5人でと云うのは無理そうですが、やはり休んで遊ぶ時は気持ちよくやって行きたい、そう改めて思いました。そのためにも旅行のPlanningの段階で信頼できるツーリストを選ぶこと、事細かに打ち合わせすることが大事であると反省しました。恐らくこのツーリスト社には私の記録にブラック・マークが付き、今後ここでまたツアーを組むと嫌がらせをされそうなので、もう二度とこのツーリストは使いません。女房任せで自分が動かなかったことを、やはり反省しながら今後の糧としたく考えました。夏休み、今後はどうなるのか? のんびり、しかし充分慎重に行きたいと思います。