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ある日の新聞記事から-3


 2回連続、シリーズになってしまいそうですが、ある日の新聞記事から3つ、いろいろ考えてしまいました。

 またまた本日、朝食を食べながら新聞を読み、第一面の胸のむかつくような記事に1日イヤな気分になりました。”官庁本報酬申告せず、「監修料1億6000万、追徴課税版元が肩代わり”と云う記事。き~たねえよなあ、こ~せ~しょ~は! これは中央省庁の職員が編集や監修にかかわる法令集などの出版で、厚生省や社会保険庁の職員が出版社から「監修料」名目で多額の報酬を受け取りながら必要な税務申告を一切行っていなかったと云うものです。5年間で1億6000万。必要な税務申告を一切行っていなかったと云うけれど、まず公務員たるこいつらが、サイドビジネスで報酬を得る事自体違法行為じゃあないの。こんなの家財没収の上、島流しで良いんじゃあないの。結局我々が買わなければ仕事にならないような本を(そもそも法律や規制が細かすぎて、こんな本を我々が買わなければならないシステムそのものに腹が立つんだけれど)監修して、公僕たるこいつらが小遣いを稼いでいたと云う図式です。私自身も時に原稿料が入ってきます。しかしそれは振込になって、確定申告の際に雑所得として申告し、私の収入では半分税金でもって行かれちゃうんですよ! も~う! 本当にこんな奴らが人の命を預かる医療行政を担っていると思うと、悲しいやら情けないやら悔しいやらで、こっちの仕事に対する熱意まで削がれてしまいそうになります。当然国税局は厚生省や社会保険庁に対してペナルティを課すんだろうなあ。ねえ、みなさん、こんな奴らが50歳くらいになると、課長を退任して製薬会社や公益法人(こんなの株式会社と一緒だよな)に天下って、患者の利益よりも会社の利益、ひいては自分の報酬を優先しててめえらの後輩である官庁に圧力をかけて、自分に有利なように薬の保険適応を決めたり、規制を締め付けたり緩めたりするんですよ。もう完全にこの医療行政には患者不在です! 一例をお示ししましょう。

 10月には認められるはずだったヘリコバクター・ピロリの除菌療法、結局流れて今では12月にはと云うことでまた延期になりました。今でさえ延期にするような煮詰まっていない計画が実は数ヶ月前、あるメーカーが”除菌セット”なるものを一袋に包んで売り出そうとしたんです。それもキーになるプロトンポンプ阻害剤と云う薬を、この世に最初に出てきた薬を吹っ飛ばして2番目の薬を指定し、そして3番目の薬も認めないと云う形で独占しようとしたんです。もうこれで皆さんおわかりと思うんですが、1番目と3番目のメーカーには天下った元官僚はいなくて、2番目のメーカーだけ天下りがいるんです。結局この計画は3番目のメーカーが「それはおかしいんじゃないの?」とブーイングを垂れて潰れました。抗生剤2種類とプロトンポンプ阻害剤の合計3種類を1週間分袋に詰めて(それもそのうちの2剤がこのメーカーの薬)、それを保険適応にしようとした訳です。身の毛もよだつような話ではありませんか?
 次の記事は”公取委、iMac 価格拘束の疑い”、まあこれは疑いではなくてあまりにも明らかですよね。確かにiMacはどこで買っても同じ値段ですよね。しかもポイント還元している「さく○や」や「ビッ○」でもiMacだけはポイント還元の対象から外れていますよね。ロレックスの10ポイントダイヤ入りのGoldですら10%還元するのにね。まあちょっとアップル社寄りの私としては、悲しい気もしますが、正直なところ今のMacは安くなりましたよ。私が初めて買ったMac llciなんか100万円だったもんなあ。確かに価格競争をしてくれてどんどん安くなれば、我々買う側としては嬉しい限りですけれどね。ラインセンス契約を次々に破棄してまた独占して、価格を一定に保つと云うのはやはり納得行かない部分もありますね。でも恐らく販売店に卸す値段てのは決まっているのだから、販売店がどれくらい利益を削って薄利多売を狙うと云うのは、アップルにとやかく云われる筋合いはないと思うんだけれど。アップルの日本法人は「疑いがあったのなら今後誤解されないような必要な取り組みをしたい。販売価格は各販売店に任せている。」とコメントを出していますが、まあこれは真っ赤なウソだよな。こんなこと云うと自分で自分の首を絞めるぜ。「訴状を読んでいないのでコメントは控えさせていただきます。」って云っておいた方がいいぜ。公取委に声を大にして云いたいと思います。保険薬剤だって全くおんなじことやってるぜ! こっちもちゃんと見てくれよな。それとも汚ねえ厚生省に遠慮してんの?
 
 最後の記事は私もかなり気になるところ、世田谷区を中心にベンツ、ポルシェ、フェラーリと云った車の盗難が相次いでいると云う記事です。私の時々参加するBBSにもそのことが話題になっていました。1-2年前、私の高校の同級生もベンツの500Eを自宅から盗まれたそうです。朝ガレージに行ったら車がなかったんだって。今”60secons”と云う映画をやっていますが、これは是非見に行きたいと思っています。私が学生時代、”バニシング・イン・60”と云う映画を見に行きましたが、これも60秒で消える、つまり車を60秒で盗むと云う映画なのですが、黄色のフォード・ムスタング・マッハ1が主役のカーチェイスもので結構面白かったです。(実は今やっているニコラス・ケイジ主演の”60seconds”はこの映画のリメイク版?)でも自分の車が盗まれることになるとイヤですね。大体は東南アジアや中近東に売り飛ばされるみたいですが、外国人の窃盗のプロがやっているようですね。私の女房の車を買ったディーラーでも、盗まれたシボレー・タホを写真付きで探してくださいと云う貼り紙がありました。本当に世の中、悪い奴が多いですね。外国人窃盗団なんて話を聞くと、誰かさんの三国人なんて発言もまことしやかな気になってしまいますね。特に外国ではランクルやパジェロみたいな高級4WDが高く売れるので被害が多いようです。もうホント、ザケンナヨナ!