混迷日本
今このGrumbleを書いている5月中旬現在、有事法制について侃々諤々の論争をやっています。小泉さんは第1発目が来ないと何も出来ないと云います。もし北から核弾頭を積んだミサイルが飛んでくるならまず間違いなくターゲットは東京。都心のド真ん中に落ちると、東京の西側は西荻窪か吉祥寺当たりまで全滅(当然首相官邸も)、私の処はは辛うじて大丈夫そうですが、数年経って白血病になるのか? 3人の子供が通う学校はアウトになります。第1発目が落ちて都心が全滅になったとき、誰が日本を引っ張るの? 北はもう核を保有しているとヒソヒソ話の中で(公言したわけではない)漏らしています。保有する燃料棒も全部処理が終わった? 石破さん曰く、ミサイルに燃料を注入し始めたら対処する? だけど北まで飛んでいく戦闘機はあっても地上攻撃は出来ない? じゃあ燃料注入が始まったらどうすんのよ? パラシュート部隊でも敵地に乗り込ませるの? この国は自分で自分の身を守ることが出来ません。アーミテージさんが云った”日本への攻撃はアメリカへの攻撃と見なす”の一言を信じて1億2千万人の命を預ける? 私は思います。中国と北朝鮮が”日本て気に食わないからやっちまうおうぜ!”ってつるんだら、アメリカは黙っていると。この3国にとって日本なんてちっぽけな国は必要ないって。昔日出づる黄金の国が東の方にあったって伝説になるだけだと考えています。ましてやロシアがそれに加勢したら日本なんていちころですよ。その一方で日本は戦争をしない、核は持たないと誓いました。そして誓いは破ってはいけないと云う人がたくさんいます。じゃあさぁ、もうこう云うしかないじゃん。”やられたらみんなで死にましょう”って。
どうやら日本でも核を持つことをそろそろ議論しても良い時代になってきたと云う声が聞こえ始めました。もし日本が憲法を改訂して核を持つことになったら? アメリカがイラクを攻め、北朝鮮を牽制しているように中国が黙っていないでしょうね? そしてアメリカは黙っているのではないでしょうか? 日本の技術力をもってすれば数週間で核を持てるようになると云われています。もしどうしても日本が核を持つことを許さないのであれば、不完全ながらパトリオットとトマホークをアメリカから安く譲ってもらうしかないでしょう?
我々日本人は安全の確保にはお金がかからないと考えてきました。それがグローバル化の流れに流され、今やいわゆる不良外国人が窃盗や強盗、はたまた殺人まで犯すようになってきました。もはや安全のためにお金を払わなくてはならない時代、当家、当院も安全のための出費がだいぶ増えてきました。これも隔世の感があります。ましてや警察の検挙率は下がる一方、自分で自分の身を守らなくてはならない時代に入ってきたと云う事でしょうか? アメリカはテロ防止に大金を注ぎ込んでいます。アメリカの同盟国である日本もテロの対象になりうると云われるようになりました。グローバル化、インターネットや海外との取引、輸出、輸入が何の抵抗もなく行われる昨今、その便利さの恩恵にあずかっている一方で、大きな危険とも背中合わせになっているところが何とも不安な気持ちにさせます。恐らくキチンとした解決策はなさそう、国民一人一人が心して行かなければならないのでしょうか?