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第3次スーパーカーブーム

 我々の車仲間の中には今が第3次スーパーカーブームと考えている人がたくさんいるようです。第一次はそれこそ池沢さとし先生の”サーキットの狼”を火付け役として自分では絶対に手に入れることが出来ないスーパーカーがもてはやされた時代、そして第2次スーパーカーブームはバブル絶頂期、投資の対象としてスーパーカーが見られた時、この時期はフェラーリのF40が2億円のプライスタグをつけたときでもありました。聞いた話ではカウンタックを25台一度に買った人もいたとか(噂ではそれが今少しずつ放出されてきていると云うことです)。そして今が第3次スーパーカーブーム、今は本当に車が好きな人達が自分の好きな車種を買い求め、そして走らせる時代。私の廻りでは今こそが本当の喜ばしいブームであり、決して第二次ブームのような時代は面白くないと云いきる人が多いようです。そうですよ、車なんて走ってなんぼですから(でも飾っておいてそれを眺めながら酒を飲むってのも良いですね。フェラーリは酒の肴になるんだそうです)。
 2003年はそれこそ新しいスーパーカーが続々とデビューする年です。雑誌にもいろいろと記事が出ていますが、エンツォ・フェラーリを筆頭にポルシェ・カレラGT、ランボルギーニ・ガヤルド、フォードGT、ベントレー・コンチネンタルGT、ポルシェ・ターボ・カブリオレ、アストン・マーチン、ベンツSLR、ランボルギーニでは雑誌に2004年と書いてあるムルシェラゴ・バルケッタが1月3日のデトロイト・ショーでデビューすると云う情報もあります(あれ? これ書いちゃって良かったのかなぁ?)。これらのどれもがスーパーカーに値する外観、性能を併せ持つもの。今のツーリングクラブではある程度車種は限定され、新旧合わせてもそれほど数多い種類があるとは思えませんが、これからは”あの車何?”ってなことが結構あるのではないでしょうか? 日本の経済が低迷しているとは云え、お金を持っている人は持っていますから、日頃のツーリングでゴロゴロ新しい凄い車が出てくるのだと思います。むしろそれは喜ばしいことなのかも。当然そんな競争が激しくなれば価格競争となり、或いはそんな車をより手に入れやすくなる可能性も出てくると思います。まぁ私は当分今の車で行くしかなさそうなので、指をくわえているだけになりそうですけれど。
 そんな中で日本に目を向けると、少なくとも積極的なスーパーカーとは云えないまでも、スーパースポーツと云える車が出てくるのか? 一時期”おろち”が街を走るようになるのではないか? と期待して時期もありましたが、私が知る限りではそんな気配は見えてきません。未だかけ声だけの構造改革に縛られ、みんなで沈む船に乗り込もうとしているのが現状の日本では夢の夢でしょうか? せっかくの世界に誇れる日本の技術も船頭役のふがいなさに押しつぶされている格好になるわけですかね? さてもう1月には車のお誘いが3件、更に我が愛牛は走行距離を伸ばし、ますますもって下取りに出せなくなるのでしょうか? 20万キロ走ったBBと云うのを見ていますが、そのオーラはちっとも衰えません。私も追随しますよ。さて来年も宜しくお願い申し上げますね。