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死に場所探しの旅第7弾 パタヤとバンコック 2007年夏

3日目

 癒しの旅3日目、お天気は午前中晴れて午後からやや薄曇り、実際のところ東京のようなうんざりする蒸し暑さはありません。確かに暑いのですが、海辺の割には湿気がなく、かいた汗もすぐ乾くよう、東京より間違いなくましです。さて今日は前もって計画していたことを実行に移しました。Big Bikeをレンタルして街中を走り回りました。昨日までとは比べ物にならないくらい行動半径が広がりました。パタヤを全部見ることが出来た! と云って過言ではありません。正直なところ、この化け物みたいなバイクの取り回しに苦労して疲れましたが、もしパタヤにおいでの際は原チャリで良いからバイクを借りることをお薦めします。歩いて、タクシーに乗ってではあまり見たいものも見ることが出来ません。もったいないですよ。

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今日は割と早起きしました。そして昨日食べ損なったホテルの朝食へ。ビュッフェスタイルで食べ放題ですが、やはりここはグッとセーブ、チキンのFried riceに例のSunny side up2ケ、ソーセージにまた性懲りもなくライスヌードル、そしてサラダはたっぷり、これで腹八分目くらい。

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さて....、今日は冒険に出ます! 昨日のうちに説明を聞いて目星をつけていた店に。レンタルバイクの店です。やはり! ちょっとびびりながらも結局1300ccのビッグバイクを借りることにしました。これを24時間借りて800バーツ、3000円に満たないのです。

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ホンダのCB1300、高校時代はホンダのCB500に憧れました。でも乗れなかった.....、そして30年以上経ってその倍以上の排気量を持つバイクに乗ります。正直なところバイクに乗るのも実は20年ぶり以上、だからもう少し小さい物も考えたのですが後悔はしたくない! だから.....。

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まずはガソリンを満タンにしました。初めから殆ど空っぽの状態、14リッター入って1500円くらいでした。プレミアム・ガソリンを入れるように指示されていたのですが、ガソリンに関してはあまり割安感はありません。やはり燃費の悪い車はこの国では無理か? 参考になります。

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パタヤの西端に来ました。もちろん歩きではここまで来られません。泳げるようなビーチではありませんが海の水はかなりきれい。ちょっと木陰で一休みもオツな物かも知れませんが、今はこのでっかいバイクで走ることが楽しくてしょうがない、すぐにここを後にしました。

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遠くに海が見えます。最高に気持ちよいクルージングの中、こんな風にパタヤのビーチが見え始めるロケーションがありました。最高! そろそろバイクの運転にも慣れ始め、あちらこちらを走り回ってみたい衝動がドンドン盛り上がってきます。やはりバイクは楽しい! また昔の情熱が蘇るよう。

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今度はパタヤの東端を目指します。所詮パタヤビーチはたかだか長さ5kmくらい、このモンスターマシンを駆れば端から端までアッという間、もうこの辺はパタヤシティから外れているようです。バイクで止まると暑いながらも、走っていればさわやかな風を全身で感じます。

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また海沿いに出ました。海の水もそこそこきれい、グルッと廻って半島の入り江のようになっています。向こう側まで行ってみようか? あそこまで行けば海の水はかなり青いかも知れない。見た感じでは10キロくらい? それもこのバイクならすぐに行けるでしょうか?

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ハイウェイに出ました。もしかしたら一昨日空港から送迎で送ってもらった道? 標識にはバンコックとあります。バンコックまで100キロちょい、1時間で行ってしまうではないですか? ちょっとツーリングがてら行ってみるか? そんな気になりましたが辞めました。

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タイの信号は親切、あと何秒で変わるのか、カウントダウンします。うちの近くの横断歩道の信号にも、数字ではないけれど線が1本ずつ消えて行きもうすぐ変わる と云うのが判る信号がありますが、殆どは長く待たされてイライラするものばかり、オービス作るの辞めてタイを見習え!

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小腹が空きました。ちょっと屋台の焼きソーセージを1本食べることに。あまり旨くない、しかも中まであまり火が通っていない....。フィリピンの生肉では酷い目に遭いましたから。油断すると出て来てしまう下痢なんてかつて経験ありませんでした。こいつもちょっと心配.....。

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友達に電話をしました。僕がタイにいることですごく気を遣っていただき、現地の知人を紹介しようか? とまで云っていただいたのですが、何さま遊び回るのに忙しい、結局せっかくのお誘いも失礼してしまうことになりそうです。申し訳ありません、一人で充分に楽しんでいます。

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さて2ー30分くらいまっすぐ走ったので戻ることにしました。Welcome to Pattaya Beachの看板がかかります。舗装されたかなり広い道、環七や環八より間違いなく広く、走りやすい道です。決してパタヤは田舎ではない、そう確信しました。フルスロットルにするとすごい加速。

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ここから左にカーブするとパタヤビーチが始まります。なかなか景色の良い僕のお気に入りのポイントになりました。こう見てもなかなか海の水はきれい、ちょっと道ばたにバイクを停めてまどろみました。思い切ってバイクを借りて良かった! 今回の旅行が数倍楽しくなりました。

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マリーナの敷地内で一休み、すると人(西欧人?)がジロジロこのビッグバイクを眺めています。ランボルギーニほどではないにしろ、注目度は高いよう。最近は車も犬も外で視線を浴びることが多いですが、そんなことにもう慣れてしまいました。どうぞ、とくとご覧あれ!

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マリーナにはかなりの数のボートが並びます。個人の所有物なのか? 或は観光用に会社が所有する物なのか? ただ正直なところ、超高級なクルーザーはありません。だから観光用なのか? クルーザーと云うよりはいわゆるモーターボート、それも雨が降ったら使えないもの。

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ここでハプニング、疲れて足がよろけたらこのでかいバイクを倒してしまいました。幸い壊してはいないのですが、な、何と自分一人では起こせない.....。参りました。どうやってもダメ! 近くで見かねた現地の人が手伝ってくれました。走らなかったらこいつはただの鉄の塊?

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半日このビッグバイクで走ったところ、少し疲れてきました。やはり取り回しはこの歳ではちょっときつい? 走れば軽快なのですが、信号待ちなどで足をつかなければならなくなるとちょっとうんざりしてきます。友人からハーレーを買って一緒に遊ぼうと誘われています。

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でもこれだけ疲れるんじゃでかいバイクは無理かも。ちょっと考えてしまいます。変わった色の建物が。少なくともこの建物を見るのは初めて。市内をずいぶん走りましたが、ここは初めて来たようです。マンション? 家賃はあまり高くないのかな?

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でも半日バイクで駆けずり廻って、恐らくパタヤは全部見て来た と言って良いくらい見て回りました。本当にバイクを借りて良かった! もう少し小さいバイクの方が楽だったのでしょうけれど、もしナナハンくらいにしていたらきっと後悔していたでしょう。もう結構ヘトヘト。

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今は午後4時頃、夕食には未だ早いのですが、何となくお腹が空いてきました。おやつに何か食べたい、そんな衝動に駆られ、バイクを停めて屋台に行くことにしました。借り物なので何となく盗まれないか心配、座席から見えるところにバイクを置きます。

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実はこの屋台、一昨日来たところです。何となく一度来るとまた来やすいもの。ここの兄ちゃんも僕のことを覚えていたようで、「オオ、また来たか?」と言うような雰囲気で迎えてくれました。回りにお客は4-5人、でも日本人が一人で来ているとみんな不思議そうな目で見ます。

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店全体はこんな感じ。屋台が左側に4台くらい並んで、何処に座っても良さそうです。右側はコンビニ、そしてその前にも数台の屋台が並びます。焼き鳥もありなかなか美味しそう。こんな雰囲気の中で食べるのが好きです。日本では屋根のないところはなかなかありませんね。

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またこれを注文、日本の美味しいラーメンでもここまで何回も食べられるはずはない。これは殆ど脂がなし。小麦ではなく米を使ったさっぱりした麺、そして魚醤や鶏ガラをベースにしたさっぱりしたスープ、しかしキチンとした味付けが出来ているところが僕には合っています。

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またマッサージに行きました。昨日は足のマッサージだったので、今日は頭と肩のマッサージ、残念ながら昨日のマッサージの子ほど若くて美人ではありませんが、むしろ年配の方がマッサージは巧い? 気持ち良くなっていつの間にか意識を失っていたようです。

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でもタイのマッサージは安い! 少なくとも日本で2日連続で行ったり、ましてやはしごをするなんて考えられません。でもタイならそれが可能です。今、時々計算しています。老後は一体いくら必要なのか? そして僕には一体いくら入って来るのか?

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しばらく走っているうちにまたお腹が空いてきました。このビッグバイクの運転は体力を使う? クラッチがやや重く、またストロークも結構長いので左手の握力がものを云います。昔60kgあった僕の握力も今や40kg切りました。また屋台で炒飯とトム.ヤム・シーフードのスープ。

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この屋台の前にもレンタルバイクが並びます。こんなローライダータイプのバイクも楽しそう。でも少し安定が悪くなるのかも。だから今僕が借りているオーソドックスな奴が一番楽です。しかし重い! 停めるときに轍を前輪が乗り越えると自分で押してもバック出来ません。

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一度ホテルに戻り一休みとしました。とにかく一人旅の良いところ、自分で自由に気侭に行動出来る! たとえ女房でも、子どもでも、連れがいればそんな自由気侭な行動は出来ません。寝たかったら寝る、食べたかったら食べる、泳ぎたかったら泳ぐ、全て自由なんです。

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だから夜は遊びに街に出る。ネオンも一人旅を色濃く染めてくれます(変な意味に取らないで)。確かにこの喧噪はすごい、西欧人が多い。僕みたいな背の高くない東洋人なんて誰も目をかけてくれません。でもそれが良いのです。誰か知っている人がいたらこの気分は味わえません。

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ま〜た性懲りもなくこれ、本日3杯目、パタヤに来てから何杯目か? 実はいろいろな店でこのスープ・ライスヌードルを食べましたが、どの店でも味は似たり寄ったり。日本のラーメンみたいに個性を争うようなことはしません。麺硬め? もちろんそんなのもありません。

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夜遅くまでやっている商店も見て歩きました。実はバッグが欲しかったのですが、ちょっといくつか目ぼしいものがありました。日本で買えば数十万するものが5万円くらい? ある程度店を絞り込んでI Shall return.と言って店を出ました。マッカーサーじゃあるまいし.....。

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この砂肝焼きが本当に美味しいんです。もし座ってビールでも飲みながらなら20本は行けそう。でも立ち食いでせいぜい3本くらい。値段は日本円にして50円くらい、まぁ日本の半額くらいですから少しぼったくられているのか? 独特のタレと何か塗るものがあるのですが判らない....。

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だいぶ飲んで帰ってきました。ホテルの駐輪場を通り、借りて来たバイクがちゃんとあるか確認です。まぁ盗まれても保険には入っているでしょうからおとがめはないでしょうけれど。2千バーツのdepsit如きがどれくらい役に立つのか? バンコックまでバイクで行って捨てても?