5日目
自由気侭な旅、しかしリゾート地から都会に戻って少しホッとしたようながっかりしたような。でもこのホテルは最高でした。またバンコックに来る時、もしお金に余裕があればここに泊まります。でもちょっと小遣いが苦しい時は無理そう。向かい側のオリエンタルホテルがナンバー1とのことですが、僕はこちらの方が良いのではないか? そう考えます。いつか、いつか香港のペニンシュラに泊まってみたい......。
またまた朝は早く起きました。しかし二度寝、未だ外は暗かった。今度目が覚めたのが朝の9時、このバルコニーのカーテンは電動、ベッドからボタン一つで2枚とも開きます。目が痛くなる瞬間、と同時に今日一日の活動開始のスイッチが入ります。残念ながら曇り空..........。
このホテルではもったいないので朝食はすっぽかしません。もともと説明書きにはContinental Breakfastとありました。原則的にパンとコーヒーだけ? まぁそんなことはないようですが、上品にボリュームは抑えてあるよう。いつもみたいに元を取るべくがっつくことはありません。
一応ビュッフェでチーズ、ハムやドライソーセージ、サラダはあります。それ以外にテーブルで卵料理と主食をオーダーし、それにコーヒーか紅茶が付きます。あとはフルーツもあり。そんなこんなで決してContinental Breakfastではなくそこそこのビュッフェに。
僕のはこうなりました。結構量的には抑えました。緑色のジュースはグァバジュース、なかなか行けます。このロビーのレストランは結構高そう、例の僕の好きな米粉湯が400バーツ以上? 街の屋台で食べるものの15倍以上の値段です。それもペニンシュラブランド? さすがにパス。
それに今日はエビ入りお粥、これは久々です。でも起き立ての胃ぶくろには丁度良い。本当はこれに醤油かニョクマムのような魚醤と生姜が入るとまた格段に美味しくなるはずですが、またスタッフに英語で説明するのが面倒でそのまま食べてしまいました。
さぁ、お出かけです。今日は買い物、それも家族、クリニックのスタッフ、友人へのお土産がメイン、僕の買い物はもう良いでしょう。ちょっと今回は自分にも奮発しました。お金も結構使った.....。家族のものは一通り買いましたが、もう少し追加、女房にも奮発します。
もうだいぶ乗り馴れたシャトル・ボート。でも1叟1千万円では到底足りないはず。やはりホテルって儲かるのか? ただ単に宿泊するのみの場所と言う考えはとっくに卒業しました。ホテルライフを楽しむところ、そう考えるとお金がかかるのもしょうがないと考えるようになります。
これがBTSの券売機。まず地図(駅名は英語でも書いてあるから判ります)で行く先を確認、その駅からの距離に応じて1から4まで数字がふってあり、その券売機の同じ数字のボタンを押します。すると料金が表示され、その金額(コインのみ)を入れると切符が出てきます。
昼食、さすがに米粉湯も飽きました。日本料理のチェーン店に。いわゆる豚キムチ丼、どうやら日本の米のようです。ひどい日本人がいました。注文の際に急いでくれ と云って、結局「もういいよ!」って怒鳴りながら出て行きました。キャンセルは勝手だけど金を払って行けよ!!
家族には全員分のハードロックホテルのポロシャツを買ってあります。更に息子二人にはシルクのシャツを2枚ずつ買いました。娘は....、いつもながら我が娘のプレゼントは楽です。このブランドなら何でも良い、まぁ良いですよ、あまり高い物は買えませんが、きっと喜ぶでしょう。
ちょっと近い移動にこれを使いました。トゥクトゥク、僕のお気に入りの乗り物。友人は危険だから乗るな と云います。それに四輪のタクシーよりは若干割り高、メーターなしで交渉で料金が決まり、しかもドライバーは英語が通じず、人間的にも悪い奴が多い。でも好きです。
タイシルクの店、JIM・TOMPSONの本店、ここでスタッフのお土産を買います。今回はみんなにスカーフを購入。色柄をそれぞれのスタッフのイメージに合わせて選択します。女房にはこのブランドのブラウスを3枚。手続きすると空港で7%のTaxが戻されます。7%、馬鹿にならない。
今日は友人の計らいでエスコートしてくれる女性と待ち合わせることになりました。しかしなかなか電話で英語が通じない。ホテルの電話番号を知らせろ? 何で? 友人の紹介とは言え、だんだん怪しい雰囲気に。結局は僕のペニンシュラと言う発音が通じてなかったみたい。
何を食べたいか尋ねられ、やはりタイ料理と答えたところ、だいぶタクシーで走りました。結局チャオプラヤ川の対岸を上流に上り、かなり大きな川沿いのレストランへ。恐らくは有名な、高級な店であろうことは容易に想像出来ました。どうせ支払いは僕、ちょっと心配もありました。
やっぱスープはトム・ヤム・クン。しかしクンとはエビのこと。エビだけではなく、いろいろなものが入っているスープを頼みました。彼女から辛いよ と忠告は受けましたが、それは望むところ。美味しくいただきましたが、やはり暑い中、汗でびっしょり。
他に焼き鳥、サラダ、握り寿司、いろいろ頼みました。でもしまった!! 寿司なんて生ものを頼んでしまった。どうやら彼女は食べない様子。結局僕一人で平らげましたが、下痢は起こさないで済みました。料理はだいぶ余り、彼女がパッキングしてもらって持ち帰ることに。
更には野菜炒め、チャーハンも? ついついいろいろ食べたくて少し頼みすぎました。さすがにちょっと会計が心配、やはり寿司は頼むべきではなかった…、後悔先に立たず、段々食べているうちに全部たいらげるのは無理だろうなと思うようになってきました。やばい……。
こんな感じで結構混んでいます。スタッフもキビキビして気持ち良い。料理はすいぶん余らしてしまいましたが、もう苦しいくらいにお腹一杯。心配した会計は何と3000円で済みました。この後、彼女の勤めるクラブへ行きました。エッ? 彼女はどうしたか? って? もちろんリリースです。