6日目
もう残すところあと3日、そろそろ仕事モードに頭を切り替えて行かないと。東京へは日曜日の朝早くに着きますが、帰国してから24時間後にはもう外来をやっている? そう考えるとちょっと辛いところも。でもパタヤ、良かったです。もう一日パタヤで過ごして、バンコックを一日減らしても良かった? まぁバンコックはもうだいぶ見て歩きましたから。さて今日は.....?
少し寝過ごしました。もったいないけれどまた朝食はキャンセル、豪華なベッドは深い眠りを誘うよう、熟睡感はたっぷり。疲労は全く感じません。また昨年のダバオと同じく、仕事が始まってもしばらくストレスは感じないで済むのでしょうか? ただ今日もあいにくの曇り空、パタヤでは良い天気ばかりでしたが、どうやらバンコックには嫌われた?
若干陽がさして来るのを見計らってホテルのプールに行くことにしました。ホテルを選択する上で、プールの設備がしっかりしているかどうか、僕にとっては重要なFactorです。到着時にチラッと見てはいますが、プールサイドに来たのは初めて。写真で見たよりももっとすごいプールでした。幅はあまりないけれど総延長100m以上!
こんなに長い、ここがブールの一番上流、突き当たりがチャオプラヤ川に面するところですが、もう見えないくらい先にあります。廻りを見るとやはり西欧人ばかり。中にはスタイル抜群の金髪美女も大胆なビキニで。でもスタッフが結構いて、写真は撮り損ないました。
ここに陣を構えることに。椰子の木があり、若干陽が遮られますが、他のところはみんな屋根やパラソルで日陰になります。もったいないから目一杯日焼けしたいなんて云う貧乏根性のゲストはこのホテルにはいないのでしょうか? 西欧人が約7割、東洋人は中国人みたい。
ああ~! 至福の時です。最近少し考えるようになりました。プール付きの1泊のパッケージが東京のホテルに結構あります。たまにはそんなのを利用して、今流行りのスパの施術を受けて帰って来る、贅沢だけど良いんじゃないかなって。でも出不精の女房はつき合ってくれないか?
陽は出たり引っ込んだり。でも出て来ると結構強烈です。バイクで走ることが多かったので、腕の日焼けは半袖シャツの跡がくっきり、これを消すべく出て来たつもりですがちょっと無理そう。そう、実は昨夜は遅くスコールで結構な雨が降ったのですよ。今日は大丈夫?
プールの一番先端は手すりを隔ててもうチャプラヤ川です。多くの船が行き来しますが、確かに水は茶色。良い景色も台無しです。この川の流域に様々なホテルが並びます。いわゆる一流どころのホテルが多い。向かい側のシャングリラホテルはマニラにも2つあります。
こちら側からプール奥を眺めた図、このように段差があって細長いプールそのものは繋がってはいませんが、好きなところ何処でも泳げるし、一番奥はブクブクのジャグジーになっています。結局.....、僕はプールには入りませんでした。でも持って来たコパトーン1本目は使い終わり。
部屋に戻ってシャワーを浴び一休み、またシャトル・ボートに乗って街に出ます。緑色の屋根がペニンシュラの船である目印。木造船ではありますが、かなり馬力のあるディーゼルエンジンを積んでいます。川なので殆ど揺れることはない、スタッフに聞くと午前0時まで運行。
ここタイのバンコックでも、またフィリピンのマニラでもショッピングセンターは巨大です。これだけの店が溢れていて均等にお金が回るのか? と思うほど。それぞれの地域にセンターがあり、そこを廻るのに1日あっても足りないくらい。後はお土産の小物を買います。
このショッピングセンターにはブランド店も入っています。ヴィトンは何かお得意様を招待したイベントをやっているようでした。別に僕が入っても咎められませんでしたが、特に目新しいものもなく、日本と比べて割安感もなかったのでそのまま出てきました。
ポルシェ・デザインのブティック。ここに初めて来たとき、レザーのバッグに一目惚れ、結局悩んだ挙げ句衝動買いをしました。しかし未だに使っています。B5のノートパソコンがピッタリ入り使いやすい。チャックが少しずつ壊れましたが、もう1個買っても良いくらいのお気に入り。
ここは大きなショッピングセンターです。こここそ、全て見て回ったら一日かかってしまうくらい。少し見て歩きましたが、そろそろお腹が空いてきました。実は朝食抜きでプールに行き、そのままランチも食べていません。ショッピングセンターの中に美味しそうなものはなし。
外では何やらお香を焚いてお祭りをやっているようでした。どのような趣旨のものか、知る由もありませんが、何となくみんな夢中になっていて楽しそうでした。別にそばに寄ることなく写真だけ撮って出てきました。でも廻りには線香の良い香りが漂います。
ここは前回の一番最初のタイ旅行のレポートでも写真を撮ったところ。大きな二つのショッピングセンターが道を隔てて向かい合い、その間の広い道路を橋渡しする陸橋のところです。そういえば今回は物乞いが殆どいない。マフィアがその元締めだと聞きました。
19バーツ、15バーツの財布、50円とか70円、そう言う世界です。さすがにこれはお土産に出来ない。この隣にバイクの針金細工の店があり、最近ハーレーを買った親友にお土産として買って行くことにしました。それはまぁそこそこの値段、ベトナムでは金属だけで作ってありました。
カレーが食べたかったんですけれどドジりました。もうお腹が空き過ぎて低血糖気味、何か訳の判らない店ではありましたが、このフライド・ヌードルとステーキのメニューの写真が美味しそうでオーダーしましたが、正直なところ喰えたもんじゃない! 残して出てきました。
実はここが僕の好きな地下街のショッピングセンター。数十軒のいろいろな店が並び、見ているだけでも楽しくなります。一流品はありませんが、オリジナルの格安なものが多い。その中でもちょっと高級そうなレザーショップで息子二人にサイケデリックなウォレットを土産に。
そして銀製品の店では自分用にチェーンのブレスレットを買いました。本物? と疑いたくなるような値段。まぁダメならそれでも諦めがつく程度の値段でした。その他、指名の女の子にシルクのマフラーなどを。申し訳ないけれどかなり格安でした。
今回の旅行の収穫の一つです。このBTS、スカイトレインの乗り方、そして駅のロケーション、つまりどの駅に何があるか? を僕の行くところの範囲でマスターしました。だからあまりタクシーやトゥクトゥクにも乗らずに好きなところへ移動、特に買い物には苦労しませんでした。
やはりカレーが食べたくて客引きにおいしいカレーの店を知らないか? と尋ねたら、この屋台の一番奥だって。しかし行ってみるとカレーの店ではない、また例の米粉湯でしたが、さすがにもういいや。結局諦めてもう少し歩いてみることにしました。すると.......。
ありました! オープンテラスになっている店で、タイ風のカレーや焼きそば、炒飯の店です。タイ風チキンカレーをオーダー、ウェイトレス曰くかなりSpicy?いえいえ、問題ありませんよ。それにライスとTiger ビールをオーダー。ご飯はタイ米ですがこのカレーに良く合います。
路上で客引きをやっている女の子に頼んで撮ってもらいました。昨年のダバオの時ほどではないけれど、結構日焼けしました。だいぶ粗食に耐えて来たので少し痩せたかも....。カレーはものすごく美味しかったです。でもやはりちょっと辛かった。写真を撮ってくれた彼女にチップを。
ああ、ゴ、ゴメン、よそ見して歩いていたら路上で寝そべっていた子猫を蹴飛ばしてしまいました。眠ってはいなかったようだけど、蹴っ飛ばされるまでボーッとしている猫は日本にはいないぜ? 頬はやせこけ、栄養状態は良くないけれど、警戒心がないってことはストレスなしかい?
パッポンストリートを歩きました。何さま商魂逞しい。でもどれもこれも偽物ばっか、中国と同じです。さすがにこんな所でも買い物はしません。格好良いベルトがあったのですが、これも間違いなくコピー製品。時計なんてすごい数でした。もういい加減飽きました。
ホテルに戻ってきました。この夜景を肴に買って来たビールを。ミニバーのドリンクは高いので、外で買ってきます。今日はずいぶん歩きました。でもそろそろバンコックも飽きて来たかな? 帰るときにタクシーでトラブりました(下記参照)。この街が嫌いになる理由の一つです。