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死に場所探しの旅第7弾 パタヤとバンコック 2007年夏

7日目


最終日前日、死に場所探しの旅行もいよいよ終盤です。今回は少し贅沢な旅行だったかも。それなりにお金は使ったけれど、それ以上に楽しめた旅でした。やはりタイは食べ物が美味しくて安い、間違いなくフィリピンよりは美味しいです。今日はバンコク市内でもあまり遠くには行かず、ホテル周辺をウロウロするにとどめました。サービスでレイト・チェックアウトになっており、荷物の心配もなし。またタイには来るのだろうか? 取りあえずバンコクではもう新たな楽しみはなさそう。でもまだまだ死に場所探しの旅は続きます。帰国後、すぐに来年の夏を目指して計画を立てます。

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今日は少し早起き、ホント、バンコックでは天気に恵まれなかったようです。いいよ、もうプールも行かなくて良いし、少し曇っていた方が暑くないかも知れない。暑いけれど湿気がなく、日本ほどうんざりしない。これが僕がタイに持つ印象です。汗をかいても爽快!!

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実は今回の3連泊にサービスがつきます。二人分のブランチだって。だけど連れ合いはいません。一人でも良いですか? とスタッフに尋ねてOKが出ました。何か特別なメニューで迎えてくれるんだそうです。1回のロビー前のレストランで。

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サラダは何やらいろいろ入っています。アスパラ、レタス、カボチャくらいまでは判るけれど。またこのサラダのドレッシングはなかなか行ける味でした。パンは薄塩のバターをたっぷり塗っていただきます。目の前にチャオプラヤ川が流れ、ボートが行き来します。中にはでっかいエンジンむき出しのすごい船も。

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これがメインディッシュ。いくつかセレクト出来るメニューだったのですが、お肉は避けてサーモンを。そしてフライドライス添え。タイ独特のスパイスを利かせた美味しいピラフでした。まぁ取りあえずブランチで、只飯で。そこそこ満足してスタッフにお礼を言いました。でもこの場に限っては一人では寂しかった。

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デザートもつきます。アイスクリームに蓮根? まぁボリューム的にはそれほど多くはなかったけれど、取りあえず1食は浮いたと言う感じでした。まぁチケットがもったいないのでいただきましたが、それほどの大ご馳走でもありませんでした。さて残り時間わずか.......。

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もうこのシャトル・ボートに何回乗ったことか? いつもは右斜めに向かい、BTSの終着駅、タクシン駅に行くのですが、今回は初めて真向かい、シャングリラホテル行きの船に乗りました。少し向こう側を散策しようと思いました。わずかな時間しかありませんが。

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ちょうどホテルの川向い、船着き場から少し歩いたところです。今チャオプラヤ川の上流を眺めている場面、正面に見える建物はオリエンタルホテル、ペニンシュラとバンコック1位、2位を争うライバル同士です。結構日差しが強く暑い! 汗が少し流れ出てきます。

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これがペニンシュラ・バンコックの全体像、堂々と立っています。素晴らしいホテルでした。ちょうど真ん中の上層階にあるのがバルコニールーム、グレードアップのサービスでだいぶ得した気になっています。さて街の散策へ。この辺は初めてです。

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バンコクは3度目、でもこの近辺は来たことがありませんでした。初めての処はやはり楽しい。暑いながらも日差しは幾分優しく、楽しかった旅行の終盤を楽しませてくれます。結構楽しそうな店もあり、値段もそれほど高くなさそう、もう少しお土産を追加します。

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タイシルクが格安の店を見つけました。僕の値段交渉の仕方です。まず一つをとってそれを最大限に値切ります。この時点では最初にふっかけているのでかなり安くなります。そしてドン底に来たと思ったところであと二つ買うからいくらにする? と詰め寄ります。

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トゥクトゥクがたくさん並んでしましたが、どうやら同じ会社のもののよう。今回はこれには1回しか乗りませんでした。確か以前来た時はもっとたくさん街を走っていたのですが、確実にその台数は減って来たようです。排ガスがものすごい、温暖化対策はずっと遅れているようです。

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宝石の店が多かったです。でもこちとら、宝石を見る目がない。きれいだなぁ...、と眺めつつも到底買うことは出来ません。ただラピスがものすごく安いことは判りました。アクアマリンもたくさんありました。裸で買って行ったってどうしようもないものね。

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オリエンタルホテルのロビーに入りました。かつて友人が泊まっていたので、一度だけゲストルームにお邪魔したことがあります。どうやらイベントがあるよう、スタイル抜群のモデルさんのような女性が座っていました。ちょっとセクシーな脚を狙ったのですが......。

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ここはオリエンタルホテルの隣、ちょっと重厚な感じのするショッピングセンター、骨董品なども並び、ちょっと見て歩くだけでも楽しいところでした。家具もなかなか良さそう、恐らくはタイのセレブ御用達? 入り口には警備員がいますが、笑顔で迎えられました。

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典型的なバンコックの裏町風景、食堂があり、その店の外にもテーブルと椅子があり、外で食事が出来る。まぁあまり衛生的とは言えないけれど、火を通したものなら大丈夫そう。こんなところに安くて美味しいものがあるのです。但しコップの水は決して飲んではいけません。

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人だかりができるラーメン屋、これはきっと旨い店に違いない、鶏がぶら下がっていて、麺は真っ黄色、何かとても美味しそうな鶏肉ラーメンでした。でもちょっと今はまだお腹は空いていない。それにかなり暑いし。食べたかったけれど諦めました。残念!!

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タクシン駅のそばにこの赤い車が並んでいました。チェンマイで見た乗り合いタクシー、確か20バーツくらいで結構永く乗っていられる車でした。バンコックにもあるのか? 町中を走っているのを見た覚えがありません。今はとても乗る気になりませんが。ホテルに戻ります。

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もう何回このシャトルボートに乗ったことか? スタッフともすっかり顔なじみになってしまいました。そのスタッフが船のドライバーと写真を撮るからカメラをよこせ と言います。渡して「ハイ、チーズ!」だけどさぁ、ボートは走っているんだぜ、よそ見してて良いの?

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巧く時間を作ってペニンシュラ名物のスパに行くことにしました。実はもうあちらこちらでマッサージ三昧、パタヤでもタニヤでもマッサージを散々してもらいました。でも本格的なスパはなし。まぁ高いのは覚悟の上で予約しました。時間より早めに来いと言われて指定場所へ。

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サウナのマッサージはよく行きました。それから台湾式マッサージ、古式タイマッサージも。しかしエステのようなスパは初体験でした。でも....、とどのつまりはオイルや泥は高級なものを使うのだろうけれど、マッサージはあまりありませんでした。香りを楽しんだだけ?

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結局! な~んだ、手抜きじゃねぇか? そんな気になってしまいました。正直なところ、今回のスパの値段で普通のタイ式マッサージが10回受けられます。そちらの方が良い! そんな結論でした。世の女性達はあんなのを喜ぶのだろうか? ちょっと不思議です。

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残り2時間! ちょっとホテルを出てもう一度対岸に行きました。もう一度昼間に歩いたところを廻りました。そして昼間の美味しそうなラーメン屋を探しましたがどうしても見つかりません。かし~なぁ? 間違いなくこの辺だったはずなのに。どうやら開店は昼間だけ?

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結局タイ料理の店に来ました。焼き飯とビーフの炒め物、そしてコーラ。このコーラが何とも生ぬるい。焼き飯はまぁまぁ、ビーフは美味しくない、そんな感じでした。タイ最後の食事にしてはちょっとお粗末さまでした。それにしてもあのラーメンが何とも悔しい!!

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ああ、リムジンの約束の時刻まで1時間を切りました。このシャトル・ボートに乗るのも最後、ちょうどホテルの対岸からホテルに戻るべく船を待ちます。ずいぶんのんびりできました。今度は10月に上海、友人達とF1を見に行きます。上海はまた美味しい料理が楽しみ!

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残り時間30分! バーで残り時間を費やすことに。久々に飲むスコッチ、マッカランを頼みました。胃に染み渡るような美味しさ。この旅行のクライマックスです。でも本当に楽しみました。またいずれバンコックやパタヤは来ることになると思います。バーテンさんとしばし談笑。

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チャームが出てきました。木のスティックに鶏の挽肉? をからませて揚げたものみたいです。サッとスティックから剥がれ、なかなかの味。それから日本風のおかきも出てきました。帝国ホテルのバーでも柿の種が出てきますから。さぁ、そろそろ時間です。空港へ向います。