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死に場所探しの旅第7弾 パタヤとバンコック 2007年夏

8日目

 ホテルのバーで少し時間を潰し、リムジンサービスの時刻になりました。僕の夏休みもいよいよ終わりです。後は飛行場から飛行機に乗り東京へ帰るだけ。ちょっと自由を奪われ、寂しい気持ちになります。でもこんな生活を1年続けていたらやはりボケてしまうだろう? たまに来るから良いのであって。だからボケても良い年齢になってから来ます。何処か1カ所に落ち着かず、安いホテルで1-2ヶ月ごとに各国を転々とする、そんなやり方も良さそう。そんな夢を持っていますが、或はぽっくり逝ってしまうのかも.......。

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約束通り、午後八時にフロントに出向き、リムジンサービスを受けることに。Amexの話では送迎はロールス・ロイスと聞いていたのですが、どうやらそれは間違いのようでした。ベンツのS500でした。どうやらここのペニンシュラにはロールス・ロイスはなさそう。まぁ良いです。

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突然のスコール、ああ、今で良かった。まぁ今後濡れないで済みます。でも離陸のときに降っていたらちょっと揺れるだろうな? そんな不安も頭に浮かびます。このドライバーとも英語で話しますが、あまり会話が続きません。ちょっと彼の発音は聞き取りにくい。

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だだっ広い新しい空港、すごい規模です。実はいつも一人旅の海外旅行で悩むのは最後の帰りの空港でのこと。何処のゲートに行けば良いのか、荷物をどうするのか、ましてや今回は買い物の免税の手続きまでしなければなりません。これを英語で尋ねるのは本当に辛い、ところが!

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リムジンのドライバーが空港に着く前に携帯で電話していました。タイでは運転中の電話は違反ではないみたい。実は空港にもペニンシュラのスタッフがいて、僕の荷物を運びながら手続きを手伝ってくれます。だから搭乗前の悩みは全て解決、こんなホテルは初めてです。

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「後はあそこで搭乗手続きをするだけだよ、僕の仕事はこれで終わりだ。」彼は英語で僕にそのように話しかけてきました。Thank you! とチップを渡して別れました。その前にVATと言う免税の手続きにもつき合ってもらい、スムーズにことが運びました。本当に楽です。さて買い物へ...。

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やはりこの店は見ない訳には行かない。こんな一人旅を許してくれる女房に感謝するように他人からしょっちゅう言われています。そう、女房にもブラウスやポロシャツなどお土産はあります。希望の香水はありませんでした。感謝の意を込めてスカーフを購入、値段は日本の3/4。

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女房はミッキーマウス好き、こんなダイヤの入ったショパール風のペンダントがありました。えーと、14万バーツ? 40万円以上になります。女房には感謝しているけれど、ちょっと無理だな? エルメスのスカーフで勘弁してもらいましょう。今日のスカーフは格好いいですよ!

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実はスカーフはディスプレイしてあるものを剥がしてもらって買ってきたのです。手書き風の一点もの? その他スタッフのお菓子、そうそう、未だ当家に嫁いだばかりの愛犬にも首輪を買いました。ちょっと日本にはなさそうなPOPなもの、自分に買うものはありませんでした。

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午前3時から5時くらいまでの2時間だけ発着がないようですが、それ以外はフル活動、夜間は飛行機の発着を許さない国と当然発展速度の差は出てくるでしょう。何故日本が夜発着出来ないか? というより何故バンコックでそれが出来るのか? の理由を知りたいです。

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本当に見て回りきれないくらいのショップがあります。人件費が安い国だからこそ、24時間営業でこんな規模を保てるのでしょう。時間の余裕を持ってくれば、空港に入ってから全てのお土産が揃う、そんな印象を持ちました。値段はどうなのか? 細かくは見ていませんが。

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バーツはほぼ使い切りました。毎回の旅行で悩むのが現地通貨を使い切ること。残しておいて、また次の機会でも良いのですが、やはりもったいない。しかしこの巨大空港のショップが24時間、Duty Freeで開店? すごいことです。のんびりしていたら実は大変なことに......。

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バカヤロー!! 搭乗開始が10:30って書いてあるのにもう10時15分でFinal Call? 急いでくれ だって? ふざけるなよ! 直前に手荷物検査があり、ポケットのコインまで出して検査を受けます。これが結構時間がかかる、もう焦って汗びっしょり!

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もう飛行機に乗ってすぐに離陸と言う感じでした。最後にちょっと焦りました。シンガポール航空は良かった。今後タイに行く時はこのフライトを使おうと思っています。シルクのようにスムーズ? 人の膝に思いっきりトローリーをぶつけやがって! もうTGは使いません!!

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シンガポール航空は機内食もなかなか。そう、シンガポールも一見の価値はありそうなのですが、やはり先進国。物価もそれほど安くはないだろうし、街以外にそれほどの観光地はないし。マーライオン? 世界3大がっかり名物の一つなんだそうです。マレーシアが良いかな?

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デザートがまた摩訶不思議。上の楕円形の豆みたいなのが何とも不思議な味と食感でした。ゴムの袋に入った羊羹で更に歯ごたえを強くしたよう。これ、手に入るなら買って行きたいと思いましたが。きっとうちの女性スタッフ達が喜びそう。いつしか深い眠りにつきました。

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そしてはたと目が覚めるともう千葉上空、アッと言う間に着いてしまいました。帰りは早い! 着いたのは日曜日の午前7時過ぎ。ここからまたリムジンバスに乗って我が家まで帰ります。夢のような時はあっという間に過ぎ、思い出だけが残る、砂の城のように.........。