朝、目が醒めてから部屋のドアを開けて出ていくとこの景色。もう目の前が海のオーシャンフロントです。天気はやや曇りがち、空が青くないと海もあまり青くなりません。一人でホテル内の散策です。
ホテルはこんなコテージ風の建物、20帖くらいありそうなベッドルームにバス、トイレが付きます。完全冷房完備、冷房無しではとても眠れません。とにかくこの湿気がなんともうっとおしい!
自然を生かした設計になっています。かなり広大な敷地面積。よく手入れされた芝生にヤシの木が並木を作っています。よくよく見てみるとヤモリやカエルがたくさんいます。思いっきり深呼吸…。
もう目の前が海、この敷地内にもパラオで唯一のプライベートビーチがあります。波は穏やか、海もここではそこそこ青く、やはり日本の海とは全く違う印象を持ちます。目が醒めます!
私の部屋の目の前。津波が来たら大変なことになりそう。フロントから歩いて4~5分かかるのですが、一番端っこのプライバシーがよく保たれる場所です。予約が早かったから良い所を確保出来た?
ここがホテルのプライベートビーチ。まだ午前6時過ぎだから誰も来ていません。静かそのもの。砂浜は珊瑚砂で真っ白、そうこの白い砂浜があると海の色は綺麗な青、水色になるんですね。
別室に寝ていた女房と娘も散歩に出ていて、偶然バッタリ出会いました。一緒に散歩の続きをすることに。娘は早くプールで泳ぎたい様子。でも朝食もまだなんですから。
敷地内に鳥小屋があり、その中になんと大きなコウモリがいました。なんとも無気味な顔。目が合うと「キ~ッ!」と大きな声で怒るように鳴きます。こんなのが飛んできたらちょっと恐いね。
中庭に海水魚の泳ぐ池があります。目玉はなんと云ってもこの体長1mに迫る大型のエイ。しかし、コルベット-スティングレイと云う名は良くつけたよね。正面上方から見ると、確かに彷彿させます。
このエイ、人に慣れていて餌付いているんです。餌は切り身の魚。シュボッっと音を立てて、鰓? から大量の水を吹き出します。餌は手で裏側にある口まで持って行きます。凄い食欲でした。
私達の泊まるコテージの裏側も海でした。オーシャンビューでなおかつ背後もオーシャンビュー、つまり半島の突先に位置し、一番端っこにあるところでした。ちょっとフロントからは遠いのですが。
ところどころにハンモックが吊ってあり、自由に使えます。娘もご満悦の様子、ただ気を付けないと、クルッと回転して地面に落ちてしまいます。昼寝も快適そう。
部屋の近くまで戻ってきました。1時間以上ホテルの敷地内を散策、南国に来たと云う実感に浸ります。息子二人が未だ起きて来ない、せっかく景色の良い所に来て寝ているなんてもったいない!
朝昼兼用でブランチになりました。ピンクのジュースはグアバジュース。子供達になかなか好評でした。朝もうちょっと早い時間ならバイキングだったのですが、寝てた息子達を待ってアラカルトで。
ブランチ後プールでひと泳ぎ。目の前はプライベートビーチですから、プールと行ったり来たりできます。プールは決して大きくはありませんが、泳ぐ人も少なく、我が家の独占状態。その後街へ。
9年前にはまだ出来ていなかった豪華ホテル。ここではエレベーターそのものが珍しいんです。1階は免税店が入っています。向かい側がオーシャンフロントになっています。ダイビングの基地。
町中のメインストリート、でもこんなものです。黄色いのはスクールバス。これが停まっていると追越してはいけない規則になっています。外国では日本と違い、本当に子供を大事にします。かたや虐待?
ここは現地の人が利用するマーケット。かなり大規模で何でもあります。しかも安い。でも製品の品質は決して良くなさそう。やはり日本は豊かになりすぎたのでしょうか? 一廻りに1時間。
花屋さん。種類は多くはありませんが、さすがに新鮮そうです。現地の人は割と庭を大切にしているみたい。家そのものは簡素ではありますが、土地は充分ありそう。ガーデニングが出来そうですよ。
こちらはむしろ贅沢品。値段はむしろ日本より高そうです。もちろん殆どが日本製。こんなのがリビングにあれば、相当自慢できるのでしょうね。やはり皆さんが聴くのはロック系が多いみたい。
メインストリートでも結構道は凸凹。フェラーリは走れそうもありません。車は周囲が海に囲まれているため、塩害で痛みが早いそうです。新車を買う人は殆どなし。日本車とアメ車が半々くらい。
個人商店が多いのですが、お客さんは殆ど入らないみたい。BBQなんて云われるとグッと来ますが、やはり昼間に客がなしでは、こちらもおいそれスッと入る気にはなりませんね。
9年前にも来たことのあるお寿司屋さん。お寿司に限らず、うなぎも天ぷらもあります。近海もののお薦めがあったようですが、私はセットで目一杯。お好みでなければ、日本よりは安いようです。
これ、ナポレオンフィッシュのガーリック・ソテー。病みつきになりそうなくらい美味しかったです。ちょっとグロテスクな魚ですが、ホントに美味、そう云えばオコゼもそうだし、器量と味は反比例?
これでもタクシーです。我が家のような大人数には重宝。ここでは料金メーターなし。事前に交渉します。でも9年前に3ドルだった同じ距離が今は8ドル。この島にもインフレが?
夕方のプールサイド。海側は西に位置するので、夕焼けがないってことは明日の天気も望み薄? こんな時間でもプールサイドのベンチに座って佇んでいると「ああ~、夏休み!」って気分に。
娘と砂浜に出ました。ね、ここ良いだろう? 前回彼女がここに来たときは未だ1歳。全然覚えていないようです。今回はしっかりと彼女の記憶に刻まれたはず。新婚旅行も私はここをお薦めしますよ。
海側から見た右がホテルのフロントホール、左がメインダイニングのレストラン。レストランは半分open airで潮風を受けながら舌鼓み。夜もライトアップされて綺麗なところです。
やはり熱帯の雰囲気にピッタリのヤシの木。たま~に上から実が落ちて来ますが、直撃を喰らったら危なそう。特にこのホテル内のヤシの木は背が高く、バケーション気分も盛り上がります。
ホテル内のお店で買物をして部屋に帰る途中。もう暗く、客室には明かりが灯ります。ふと見たら、あれっ! ラッセンのラハイナ.スターライトの雰囲気と一緒!! 思わず立ち止まり、写真を撮ります。