第4日目、 究極の島のリゾートの過ごし方を経験して翌日、2泊したこの愛すべき島を後にします。そう、何もしたくなくなったらこの島に来るのが良いのかも? エルニドほど後ろ髪を引かれる想いではありませんが、チャンスあればと思います。さて今日はブスアンガ島2軒目のホテルに移動、ちょっとグレードの上の贅沢な部屋をオーダーしています。そして今回のメインイベントたる素晴らしい景色を眺めに行きます。心配していたホテル間の送迎もバッチリ、今回の旅行も中盤にさしかかります。
またグッスリ眠れました。今朝は二度寝、早朝にやはり体調良くシャキッと目が覚めましたが、そのままもう少し と寝入ってしまい、今度目が覚めたら午前8時、寝ぼけ眼で部屋を歩き、ドアを開ければこの景色です。新鮮な空気が部屋の中に入り込みますが、少し生暖かい空気でした。今日も好天!
暫し部屋の前の海を座り込んで眺めていました。静か♪ 平和♪ 北朝鮮情勢の事もしばし頭から離れていました。このまま韓国の大統領選挙まで何も起きないのだろうか? それとも大統領選挙の5月7日直前にトランプ大統領は仕掛けるのだろうか? この海を見ているとなおさら平和の有難みが。
海はものすごく穏やか。波の音だけが静かに響きます(コウモリの鳴き声は今は止んでいました)。実はホテルのフロントの目の前辺りがホワイトサンドで、海が最も青いのです。僕のコテージまで来るとその青さが少し薄れます。向かい側はブスアンガ本島、頑張って泳いで行けば行けそうな距離です。
今日はこのホテルを後にする日、何となく慌ただしく荷造りを終えたところで気分が落ち着きました。やはりもう1泊ここに泊まるべきだった? 結局のんびり出来たのは中日の昨日だけでした。朝食に行きます。やはり昨日と同じようなビュッフェのメニュー、もう少しバリエーションの欲しいところ。
そう、こちらの海の方がもっと青いのです。ネットに出ていた島全体を写す上空からの写真でもこの場所が一番青く見えるところでした。しかしこのリゾートはあまりゲストが多くない。うるさい中国人もあまりいないようです。もっぱら西欧人が多い? ブスアンガは西欧人に好まれる場所のようです。
スタッフが写真を撮ってやるよ と言うのでiPhoneを渡しました。ホント、iPhoneになってからはデジカメを持ち歩かなくなりました。充分な解像度の写真がこれで撮れます。今回は水中カメラを忘れてしまいました。防水のiPhone7にすれば水中カメラも要らなくなる? でももうすぐUpdate?
このバーにもお世話になりました。まぁ夜にこのバーで飲んでも窓があっても青い海が見える訳ではない、ミニロック島の屋外バーのように波の音が聞こえる訳でもない、別にサンドバーと言う看板を見ましたが、昨夜遅くにそのバーがやっている様子もなかったし。でもノンビリ出来ました♪
食事を終えてまた部屋迄戻ってきました。別に何をする訳でもない、陽射しが強くなると僕のコテージ前の海も結構青く見えるようです。かなり暑い! 実は今日の舟でのPick upは午後1時、30分くらいかけてバンカーボートで船着き場へ。そして送迎車で小一時間? 街のホテルへ向かいます。
だから3時間以上何もすることがないのです。わざわざ水着に着替えてプールサイドに行くのも今さら……、だから結局この部屋の前で時間を潰す事にしました。これぞ何もしない贅沢、恐らく寝っ転がっているだけで汗をかくだろうから、直前にシャワーを浴びて出て行くことにします。
幸いコテージの前にこんなデッキチェがあるのです。この景色を眺めているだけであっという間に時間は過ぎてしまいそう。結局短パンに上半身は裸と言う出で立ちで、しかも陽焼け用サンオイルはたっぷり塗ってここで過ごす事にしました。それにしてもやはりここは暑いです。
いざとなれば海に入ってバシャバシャすれば良い? スービックと違って砂浜まで綺麗なので海に入るのに躊躇はしません。でもその間、サウナのように汗が流れ出てきました。もう既に充分に焼けているところ、更に上から焼き増しをします。今回は本当に天気に恵まれました♪ やっぱり5月が良い?
さてPick upの一時間前、荷物を転がしてフロントのある棟に出向きました。まぁ、僕のコテージからここまでが結構な距離、しかも猛烈な暑さ、途中でホテルのスタッフがトローリーを抱えて運んでくれました。やはりそこではチップを。ソファの前のテーブルに日本の旅行雑誌が。ここに行きます!
今日はホテルの移動だけ、明日この雑誌に出ていたガヤンガン湖に出向きます。ここを見たくて今回の旅行に出て来たようなもの、ここは湖と名がつきますが、実は入り込んだ湾、そしてこここそがコロン島なのです。僕の投宿するホテルの目と鼻の先、海の水の色が大いに楽しみです。
さてフロントで支払いを。請求額を見て??? エエっ? こんな安いはずないだろ? 請求額は2泊して1万円ちょい? 本当にボケてしまったのか? 実はこのホテルはマニラのツーリストで予約した際に前払いで済ませていたことを忘れていました。と言うことは次のホテルも支払い済み?
このホテルではランチ、ディナー、それにギフトショップで買ったお土産等の支払いだけ、それが1万円ちょいでした。これからホテルの宿泊費の支払いがあると思っていた処、もう5泊分は支払い済みなのです。だいぶ予定が違ってきます。何か得した気分。それを僕に知らせるスタッフも苦笑い。
フロント棟でマンゴージュースを飲んだりして過ごす1時間もあっという間に過ぎ、スタッフに舟に乗るように促されました。また往きと同じような小さなバンカーボートに乗り込みます。強い陽射しに一段と海は青く見えます。そう、クラブ・パラダイス、遠い先にまた来たいです。ありがとう!
バンカーボートには数組のゲストが乗っていました。また往きと同じく足を濡らす事なく乗り込み、重い荷物はホテルのスタッフが運んでくれます。僕が乗るとすぐにボートのエンジンが掛かり、砂浜からバックで離れて行きます。今は最高に陽射しが強く、目の前の海の水の色は真っ青でした。
少し沖までバックして行って、そこで方向転換をします。波は穏やか、好天と相まって絶好のクルージング日和です。お世話になったホテルの建物が遠ざかるにつれ、何となくもの悲しい気分になります。偶然Netで見つけた良さそうに見えたリゾート、そこは正にパラダイスでした。
このフロントのある棟の真っ正面のホワイトサンドが本当に綺麗、恐らくは1周1kmあるかないかの小さな島ですが、ここに日頃のストレスを洗い流してきました。今回の旅行はずっと天気に恵まれそう、毎年5月の連休に旅行に行けるとは限らない中で、今回はベスト・チョイスだったと思います。
これがほぼ島の全体像、この反対側は人が足を踏み入れるような場所はなく、こちらに見える側だけにホテルの施設が散らばります。収容人数も決して多くない小さなリゾートですが、その分行き届いたサービスが出来るよう、前評判の如くスタッフ達の対応も非常に良かったように思います。
さて舟はブスアンガ本島の船着き場を目指します。心地よい風が頬を撫で、素晴らしい天気ゆえ気分も盛り上がります。この小さな舟ではミニロックに行った時のような荒れた海では出航出来ないでしょう。僕のトローリーはこの屋根の上に乗っかっています。ここから約30分のクルーズです。
後ろを見ると二泊三日過ごした島が段々小さくなって行きます。この島、また来る事があるのだろうか? またこんな小さな島のリゾートを探してみようと思います。ブスアンガ島周辺にもう1箇所、有名なリゾートがあるのですが、そこはバス付きの水上コテージでかなり高い、今回は諦めました。
舟は殆ど揺れる事なく、安定した航行を続けます。屋根に陽光が遮られ、更に風も吹いてここに座っている分にはあまり暑さを感じません。未だランチは摂っていないのですが、それほど空腹を感じる事もなく、良い気分で乗っていました。あまり話し相手も出来ず、一人感傷にふける時間。
やがてブスアンガ本島に近付いてきます。ミニロック島に行った時と違って、どのような航路で行くのかが判っているので、何となく安心出来ます。ミニロック島への往路は大変でした。半分嵐みたいな海の中、雨が降る中スピードボートでバウンドしながら走って行きましたから。
やがて往きに通って来た川に入り込んで行きます。周囲にも数軒の民家があり、のんびりした生活を忍ばせます。この辺はそれほど水はきれいではなく、もちろん入江に入って来ているので波は殆どありません。別のバンカーボートとも行き違いました。のほほんとしています。
もう少しで到着? 往きの送迎の時に見て来た景色です。エルニドでは飛行場の敷地の中に川がありました。今回は飛行場から船着き場までバンで30分ほど、今回は飛行場とはちょっと違う方向でブスアンガ島の中で一番大きな街を目指します。小一時間かかると聞いていました。
船着き場に着きました。幹線道路からかなり引っ込んだところ、凸凹の未舗装の道を暫く走ってきましたから。ゲストは身体一つで舟から降り立ち、荷物はホテルのスタッフが送迎のバンまで運んでくれます。どうやらみんな空港に向かう? 僕だけ別のバンに乗るよう指示を受けました。
そう、実はこのホテル間の送迎を心配していたのです。マニラのツーリストで日本円にして1万円ほどかかるが良いか? と聞かれたのですが、何さま次のホテルまで送ってもらわなければ、タクシーなんて捕まらないし(まずこの島にタクシーはない)、了承はしていました。
でもちゃんと迎えに来てくれるのか? ややもすると待ちぼうけになるのではないか? とも考えましたが、ちゃんと連絡は行っていたようです。専属のドライバーは前の島のリゾートのスタッフで、ちゃんと退くの次のホテルの名前まで把握していました。僕はただ乗っているだけでOK♪
ブスアンガ本島は長径で30-40kmくらいありそう、そこそこ大きな島で、その端っこにコロンタウンと言う割と大きな街があります。と行ってもエルニドタウンよりは大きくなさそう。距離にして25kmくらいのドライブなので、小一時間と聞いていました。回りの田園風景もなかなかの見もの。
舗装道に入ると軽快にバンは走って行きます。でもこのドライバーはなかなかの安全運転、決してスピードを出しすぎる事はありません。セブシティからオスロブへ行く送迎では良く事故を起こさなかった と思えるくらいの暴走運転、それ以来フィリピンでの送迎が恐ろしくもありましたが。
すれ違うのはオートバイか送迎のバンくらい。普通の乗用車は殆ど走っていません。そう、レンタルバイクを借りて島を走り廻るのも計画のうちなのです。でもこの辺は走っても何もない、本当の田舎道でした。この辺に来ても面白くないな? ところどころに民家はありますが、お店も殆どありません。
ようやく街らしい雰囲気になってきました。住宅が建ち並び、お店もちらほら。街なかにもタクシーはなく、バイクタクシーのみ、この島の交通手段はオートバイがメインのようです。今迄何もないホテルにいましたから、この程度でも何となく賑やかな雰囲気に少し心躍ります。
ここだよ、ドライバーが唐突に車を停め、指差しました。ここが僕の次の投宿するホテル。ここでは少し贅沢な部屋をオーダーしておきました。それでも都会のホテルに比べればまだ宿賃は安い方、そうそう、もうホテルの宿泊代は支払い済みなのです。ドライバーに少しチップを渡しました。
ホテル内はなかなか豪勢な造り、高級感が漂います。フロントで受付、バウチャーを出すとすぐに僕の名前が確認出来ました。受付の女性がいろいろと説明をするのだけれど結構な早口、ちょっと聞き取れません。また例によって朝食の時刻だけ聞き直しました。そしてポーターが荷物を持って部屋へ。
部屋に入りました。実はインターネットで見つけた展望抜群のこの部屋、‘この部屋!’と言ってツアーデスクに依頼したのです。まぁ他の部屋よりは少し高いけど、マニラのホテルの普通の部屋と殆ど変わりない。ここはベランダの出入り口、目の前に海が広がり、正面にはコロン島!
ベランダに出て他の部屋を眺める図、ブスアンガ島で一番大きい街、コロンタウンではありますがやはり田舎、良い雰囲気が漂います。本当に今回の旅行はお天気に恵まれています。相変わらずここに来ても暑いけど、それは南国に来ているのですからやむない処、ここは3階です。
ベランダから右端を見下ろすと、それほど大きくはないけれどインフィニティ・プールが。いずれ後で出向く事になると思いますが、それほど混んでなく、周囲にはデッキチェアもたくさんあり、ノンビリ陽焼けが出来そう。既にだいぶ焼けていますが、今回は徹底的に焼いて行きます。
これが部屋の全体像、恐らくは他の部屋よりは広いのでしょうが、変に広すぎる事なく、スイートでもなく、僕の旅行の際の理想像と言って良いような部屋でした。そう、高い料金ふんだくられて無理矢理スイートにされたって、使うのはほぼ一部屋だけですから。今回は良い選択でした。
そしてこれこれ! 前の島のリゾートではバスタブはありませんでしたが、今回はインターネットで見て、この海を見晴らせるバスタブにドップリ浸かって目の前の綺麗な海を眺めたかったのです。シャワーやバスタブのお湯の出もバッチリ! 夜は夜でまた星空を眺められるでしょう。
中に入るとこんな感じ、一応壁面のガラスはミラーシートが貼ってあり、外から見えないようになっているのですが、夜に照明を点けていると外から見られる可能性があると注意書きに書いてあります。カーテンを降ろせば大丈夫ですが、そのカーテンは電動、バスタブに入って電気を消して開けます。
さて、街の探索に行きます。街なかの移動はこのバイタクのみ、街に出たいと警備員に告げたらすぐに呼んでくれます。値段は交渉性、警備員にいくらドライバーに払えば良いのか? と尋ねたら70ペソとのこと。後で判ったのですが、街なかの移動は一律20ペソ、恐らく差額50ペソは警備員の取り分?
早速見知らぬ街でしてやられました。しかしこれがフィリピン、まぁぼったくられたと言っても100円、200円ですからあまり事を荒立てるつもりはありません。しかしマニラ空港から街までのタクシーでホテルリムジン以上の額をふっかえる奴がいます。ドゥテルテさん、しっかり取り締まってよ。
125か250ccくらいのバイクに結構しっかりしたシェルが乗っかっています。バイクのエンジンは苦しそうな音をたてて走ります。カーブは大変そう。ホテルから繁華街まで2kmほどあることは事前に掴んでいました。だからホテルから何処かへ行くにはこのバイタクに頼らざるを得ません。
もう午後の4時近く、実は今日は未だランチを摂っていません。さすがにお腹が空いてきました。夕食迄我慢するのは無理そう、取り敢えず街の中心部までとバイタクのドライバーに話してありますので、キョロキョロ美味しそうなレストランを探していました。そして一軒の小洒落た店へ。
バルコニーがあって、街の動きを観察出来るようなロケーションに引かれました。それに外の看板にあった料理の写真が美味しそうに見えました。そこそこの暑さ、そんな時こそちょっとカレーが食べたくなりました。まずはドリンクを頼んで、しばし通り行く外の様子に見入っていました。
これが看板の写真で妙に美味しそうに見えたのです。シュリンプのソテー、ここは港町、多分新鮮な魚介類も入るのでしょう。まぁ、火を通しているソテーなら下痢する心配もないだろう? なかなか凝った味付けで行けてます。この暑い中、熱々の鉄板焼きってのもおつなものです。
そしてチキンカレーを頼みました。あまり辛すぎず、しかししっかりとした味で美味しかったです。でも米はフィリピン米、日本の美味しい米に慣れ親しんでいる僕にはパサパサし過ぎてガッカリ、これもやむなしか? 取り敢えずお腹は落ち着きました。もう1杯ドリンクを飲んで街の探索へ。
あいにく暑い中ではありますが、こんな初めての街を歩いて廻るのが何と言っても楽しい……、見るもの全てが初めて! さりげない景色も凄く新鮮に映ります。ここはレストラン? 半分Open Airの楽しそうな雰囲気です。そう、ここは港町、取り敢えず海に向かって歩きます。
海辺に出ました。漁港というよりは観光の拠点港? 漁船は殆どなく、観光局を乗せるような観光用のバンカーボートが並びます。エルニド・タウンの港もこんな感じでした。しかし今はもう夕刻、観光客もボートのスタッフも殆どいません。今日一日の仕事を終えたボート達が羽を休めています。
明日はもう既にオーダーしたオプショナル・ツアーが待っています。もしかしたらこの港から出て行く? 明日は今回の旅行のメインイベントの日、インターネットで有名な絶景、ガガンヤン湖を観に行きます。一時期診察室のPCのデスクトップに貼付けていた絶景を観に行きます。
港の前にちょっとしたショッピング・アーケード(と言うほど立派なものではないか?)がありました。雑貨屋さん、お土産屋さん、そしてツーリングデスクが数軒。僕がホテルでオーダーしたようなオプショナル・ツアーがいろいろ組まれているようです。値段はホテルとあまり変わらない?
やはり沖合に出て行くと素晴らしいビーチがあるようです。残念ながらホテルの前はビーチではなく、岸壁になっていて、海の水もあまり綺麗には見えません。ホテルの正面、目と鼻の先にコロン島があり、そこにはいくつかの綺麗なビーチが点在するようです。ビーチでランチも組まれています。
このガガンヤン湖とツインラグーンはぜひとも観に行きたいと考えていました。もちろん明日僕が参加するツアーにもこの二箇所は組み込まれています。ほぼ半日掛けての永いツアー、楽しみです。でも一日中ボートに揺られて疲れるだろうな? あいにく僕は耳が悪く深く潜る事は出来ません。
港湾部の敷地は広い! 歩くと結構時間が掛かります。Tシャツ屋さんがあり、お土産用のTシャツをまとめ買いしました。その後もう少しウィンドーショッピングを楽しみ、またバイクタクシーを拾ってホテルに戻る事にしました。エルニドタウンよりはこのコロンタウンの方が広そう。
ホテルに戻ってきました。そこそこ汗をかいたので未だ明るいうちから例のバスタブにドップリ沈み込みました。ああ♪ 天国。ここのところ、島のリゾート滞在中はバスタブはありませんでしたから。海を眺めながらの入浴、最高です。また夜にも入ります。日が沈みかけています。
お風呂上がり火照った身体をガンガンに利かせた部屋の冷房で冷やし、ベッドに転がって一休み。1島1リゾートの何もない処から取り敢えずこの田舎の島で一番大きな街に移動してきました。部屋から眺める景色、向こう正面に観光スポットのコロン島があり、眼下にはこのホテルのプールが。
そして西の方に目を向けると、先ほどお風呂から見ていた太陽が正に沈む直前でした。マニラもボラカイ島でも、そしてさっき迄いたディマキヤ島でも夕日が綺麗でした。そしてここからのサンセットもなかなか、日本では経験しにくい景色を眺めます。明日も天気が良さそう♪
そのまま冷房をつけたままでベッドで少し寝入ってしまったようです。何をするにも人に意見を聞く事なく好き勝手出来るのが旅行の魅力、女房も来れば良いのに とは思いますが、どうやら海外旅行は好きではないみたい。はたと目が覚めれば周囲は真っ暗でした。ありゃ? 夕食…。
未だ時刻は8時前でした。プールはライトアップされ、デッキチェアには西欧人のカップルが。インフィニティ・プールでプールの奥はもう岸壁の海ですが、静かな空気が漂います。ランチがだいぶ遅かったし、あまり空腹という訳ではないけど、遅くなると夕食を逃してしまう……。
今更バイク・タクシーで街迄もう一度出て行くのも億劫で、結局ホテルのレストランで軽く済ませる事にしました。フィリピンのメニューの説明書きは何とも判り難い、たまたま写真付きのメニューだったのでこれとこれ、なんてオーダーをスタッフにしました。コーンスープ、なかなかでした。
ところがメインディッシュのこの料理、バターライスにカリカリのポークを乗せたもの、写真では美味しそうに見えたのに、正直言って食えたもんじゃない! 肉は固いし、味もかなりしつこい。全部食べると胃がもたれそう。バターライスは全部食べましたが、肉は少し残しました。
島のリゾートから街まで移動してきました。ちょうと今が旅行の中日? 島のリゾートには淋しげながらもその魅力は充分に堪能しましたし、楽しめました。そこから舟と車で1時間半ほど、決して大きな街ではないけれど、僕の大好きなフィリピンの田舎町に出てきました。割と街は活気に溢れ、物価は安く、そして悪い奴はいなさそう。ISの活動が活発化する中で、この街は平和そのものでした。いつの間にか朝鮮半島情勢の不安も忘れていました。家族やクリニックのスタッフと逐一LINEで情報のやり取りはしていますが、取り敢えず日本に核ミサイルは飛んで来ていないみたい。まぁ、嫌な事は忘れてリゾート気分にドップリ浸っています。