常識の通じない相手
右の写真は私の家の横から目の前の街道に通じる道、普通車が辛うじてすれ違える巾しかなく、ここに路上駐車されると、当家の4WDや、まして巾2mを超えるでかい尻のスポーツカーは通れません。でかい車に乗るのがいけないの? 5月某日トラブルがありました。”通れないからちょっと車を動かして”の常識が通じない相手が駐車していました。「通れるだろ!」「お前が後ろに下がれ!」「ここは公道なんだから俺の勝手だ!」などと云われ、人との待ち合わせの時間があり焦りだした私は結局警察を呼ぶ羽目に。警官は私の言い分をよく聞いてくれましたが、常識の通じない相手に悩まされることが多くなりました。
最近では行きつけの某ファミリーレストランにて。私が一人でランチを食べていると、そのレストラン内で約10mほど離れている男3人組のグループ、そのうちの一人、恐らくは50歳代前半、そのグループの中の一番ボスであろうと思われる奴の携帯電話が鳴りました。ファミリーレストランでさえ”他のお客様の迷惑になりますので、携帯電話は入口付近でご使用下さい”と書いてあります。ところがそいつはおもむろに携帯電話を耳に当て「ハイ、○○○薬品(なんと製薬メーカー)の△松でございます!」と大声で話し始めました。それだけの距離が離れていても”うるせ~な!”と私が思うくらいの大声で。そして電話を切ると今度は自らボタンを押し、「もしもし!○○○薬品の△松でございます!」とまたまた大声、こいつは結局私が食事を終えるまでの30~40分間、7~8本の電話に出たりかけたりしていました。お前の携帯電話代は月にいくらだ? 俺はだいたい5~6千円だけどお前は高校生並に3~4万行くんじゃね~か? お前は電話をかける度に「非常識な○○○薬品の△松でございます!」と行っているのと同じだぜ! 限界が近付いてきた私のところに親しい店長が水を持ってきました。「良い歳こいて非常識な奴だね。よっぽどあの席に行って文句を云ってやろうと思うんだけど、ここで喧嘩を始めるともうこの店に来れなくなっちゃうね。」と云うと、店長は苦笑いしていましたが。いい加減頭に来て睨み付ける私にグループの他の奴が気付いて気まずそうな顔をしていましたが、恐らくは気付いた奴の上司らしく私と目が合ってもすぐに横を向いてしまいました。まあ、電車の中で若い女性に車内での電話を注意したところ、狂言で痴漢に仕立てられた人もいましたからね。血圧がだいぶ上がりながら支払いをして出てきましたが、やはりこんなことでカッカしている私は長生き出来ないのでしょうね。
冒頭の無余地駐車もただ前後どちらかに動いてくれれば何も問題のないこと、自らが他人に迷惑をかけている認識すらないチンピラに出来れば接点を持ちたくない私もとんだ災難、ここしばらく仕返しに来ることを監視しなければならない状態です。大声の携帯電話の主には喧嘩を売らずに事が済みましたが、今回やり玉に挙げた二人はともに良い歳こいた奴、決して現代の若者だけが宇宙人と呼ばれるような異常行動をするわけではないようです。どうやら非常識な中年の宇宙人も地球には、特にこの日本には多く生息しているようです。