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Tak極道になる


Gokudoh1.jpgある日、あるお店で飲んでいる時、私の携帯電話がブルブルッと震えました。どうやら携帯メールが来たようです。ディスプレイを見てみると私の親友から。Subjectには「先生、これは....。」って。何事かと思い彼女との会話を中断してメールの中身を見てみると、彼がコンビニで立ち読みした雑誌の中に「何故(??)か先生の車がバーン!!と写っていたのでびっくりしました。」とのこと。店を早々に出てコンビニに行き、名前を聞いたその雑誌を捜しました。どうやらそんじょそこらに売っているような発行部数の多い雑誌ではないらしい。数軒目のコンビニでやっと見つけました。1冊買ってホテルに戻り(実はこの時は外泊中)、老眼鏡をかけてその記事を読んでみました。凶群!! 極道スーパーカー軍団  な・なんじゃぁ! こりゃぁ!? 何と変形B5版の1頁大で運転席のドアを開けた我が愛牛がドカ-ンと出ているではありませんか? ランボルギーニ4150万? なんだよ、こいつ。ディアブロGTと勘違いしているな? そんなにはしないぜ。
この場面は、そう、かつて大洗に行ったツーリングで、集合場所のパーキングエリアでの1シーン、ツーリングクラブの事務局長から「先生の免停解禁祝いをしようよ。」と云われて出向いたときの写真でした。写っているフェラーリF50も、もう1台のディアブロも、AMG55SLも、全部友達です。その内容たるやひどいもの、ヤクザの幹部が大集結すると云う情報を得て取材陣が出向き、そこで見たものは赤いフェラーリF50が2台、黄色いランボルギーニ・ディアブロが2台、総額3億円の12台? その後海辺に行って風俗嬢相手に人目もはばからず乱交? もうめちゃめちゃです。

 よくよく見ると、何と顔にぼかしが入りながらもやくざ風の私も写っているではないですか? 俺は極道か? 隣には日傘をさした私の友人も写っています。
 さすがに度肝を抜かれました。これが実話○○○○なんて雑誌なんだから。どうやらこの車のオーナー達も記念撮影をしているみたい。顔にぼかしの入った品のない連中が並んで写っています。どいつも腹の出た、到底スーパーカーのオーナーとは思えないような品のないいでたち、よくよく思い出してみると、そう云えばプロ風のカメラマンと場に合わない連中がウロウロしていたような気がしています。特にこんなツーリングの時は取材陣が来て撮影をしていくことはよくあるもの、私自身も取材側から承諾を求められてROSSOやF-ROADなどの車雑誌に載ったことは数回ありますが、さすがにエロ本に出てしまったのは初めてです。次の頁にはとても私のWebに載せるのははばかるようなエッチシーンが。風俗店の上がりがこんなヤクザ幹部に渡って力を誇示するためにスーパーカーを買う? しばらくジッと見入って身体の力がフニャフニャと抜けてしまうような落胆を感じました。

 私は前乗っていたフェラーリを下取りに出し、自己資金はほぼ0、残りはオートローンを含む借金で3年間かけて返し、つい半年足らず前、やっと完済したところなんですよ。周囲の一般利用者たちは、露骨に顔をしかめている? 何か自分が一生懸命やってきたことを利用されて興味本位の筋書きに書き換えられたことを非常に悲しく感じました。思い悩んだ挙げ句、ツーリングクラブの会長にはこのことを報告しました。私も縁あって車雑誌、医学誌、パソコン誌に掲載されたことはよくありましたが、エロ本に載せられたのは初めてです。

ええかげんにせぇよ!!