海と音楽が好き、車とバイクが好き、夜景と絵が好き、そして何よりも遊ぶことが大好き。でも家族(愛犬を含む)と部下を大切にし、仕事もしっかりやる、そんな男のホームページです。ご覧あれ!

HOME > Column > 009_from Newspaper

ある日の新聞記事から



 私は朝起きると、朝食を食べながら新聞を読みます。血圧は低くないのに朝は割と弱く(その代わり夜はめっぽう強く、徹夜麻雀は昔から得意でした。徹夜パソコンもOKです。)、ゆっくり新聞を読む時間が少ないので、先に1面と三面記事に目を通し、昼間にその他を読みます。ある日の新聞の1面と三面記事の見出しです。東京相和銀行元会長ら取り調べ・200億見せ金増資、殺人容疑再逮捕(埼玉県本庄市の保険金殺人事件)、被害者殺害も計画(名古屋市の専門学校生巨額恐喝事件)、相談室に隠しカメラ(法の華三法行足裏診断)、元警官収賄容疑で逮捕、警部補も犯歴漏らす、警官・少年の頭に短銃.........。ひどいでしょう?もう日本の世も末と云う感じです。朝っぱらからこんな記事ばかり読んでいると、1日がイヤになります。
 そう言えば最近殺人事件が多くなりましたね。段々アメリカを追いかけていくのでしょうか? 命の重みが軽視されるようになってきたように思えてなりません。自分にとって不利益になる人間をいとも簡単に殺してしまうことが多いように思います。かつての殺人事件と云うのは詳しく話を聞いてみると、犯人の側に立って見た時、こう云う理由で殺したんだなとある程度納得と云ってしまうとおかしいですけれど、それなりにこちらがとりあえず了解出来るような理由があったように思います。勿論殺人は決して肯定され得るものではありませんが。しかし、個々最近の殺人事件て、「エッ、そんな理由で人を殺してしまうの?」と了解出来ない理由が多くなっていると思います。

 それから警察や公務員の不祥事が多いですね。警察までもが自己の利益のために法を犯すまでになってきているようです。あんたらは公僕なんだからね! 公僕と云うのは「おおやけのためのぼく」と云う意味なんでしょ! あなた方はその仕事についた時からそうであることを自覚しているはずです。でも永い間に感化されていくんでしょうね。少年に銃を突きつけると云うのは、バイオレンス映画の見過ぎではないですか? 私の小さな頃はお巡りさんこそ正義の味方でした。よく懲戒免職と云う言葉が新聞に出てきます。その人の人生が棒にふられた瞬間ですね。そう云えば、年に1回、医道審議会と云うのが開かれ、罪を犯した医者の免許についての裁定が下され、新聞に載ります。医業停止何ヶ月とか、医師免許取消とかの処分があります。数年前新聞に出ていたのが、医者が自分の母親を蹴り殺して医師免許取消になった記事。私が朝、新聞を読みながら「ヘエ~、自分の母親を蹴り殺すと医師免許取り上げられちゃうんだ.......。」とさりげなく云ったら、私の目の前で朝食をとっていた私の母が、「当たり前でしょ!」と怒っていました。まあ、そうでしょうねえ。

 それから若い人の犯罪が心配です。被害者殺害も計画(名古屋市の専門学校生巨額恐喝事件)は16~7歳くらいの、人生これからと云う若者の犯罪です。やはり、恐喝が発覚するのを恐れてのことなのでしょうか? 罪を隠すために罪を重ねていく。まさに坂道を転がるが如く落ちていくところまで落ちていくのでしょうか? 今辛いことを少し我慢すれば、あとあと楽しいことがたくさんあるのにねえ。ちょっと我慢と云うのが出来ないようですね。私なんか我慢に我慢を重ねているのに.......なんちゃって。ホームページを作って、云いたいことを書いていくと結構ストレス解消になりますよ。是非こんな人達に教えてあげたいです。私の長男もあと2~3年でこの危険な年頃、心配です。やはり親子の対話を大切にしなければね。今の若い人達は愛情に飢えているんだそうです。

 でもこの日、少し嬉しい記事も少しありました。「パソコン出荷99年度994万台・テレビ抜く」。インターネットを始めたいと云う初心者がパソコンを買って行ったのが一番大きな要因だそうですけれど、是非私のホームページにも来て欲しいですね。でもパソコンメーカーって良いですね。10万円くらいのそこそこの値段で、一般的には3年でもう使い物にならなくなりますから、新陳代謝が盛んです。しかも買った人がのめり込むと、デスクトップ機+モバイル機、更にはパームトップなんてどんどん欲が出てきますから。私なんか10年前に1台買ったと思ったら、もう既に10数台持っています。3~5年すれば機械が古くなって壊れるか、性能的にもう使えなくなるかのどちらかですからね。でも10年前のMacintosh SEが未だ現役で動いています。半分意地みたいなものですけれど。私がある知り合いの大学生に頼まれて、私の親しいパソコンショップに「すねかじりだから安くしてあげてよ。」とお願いしたときの話。パソコン本体、モニター、スキャナー、メモリ増設等々、結構な金額になりました。親がお金を出してくれるとのこと。だけど随分値切りました。パソコンショップの親しい人に、「僕が買うときもこれくらい値引きしてよね。」と云うところまで行きました。しかし肝心のスポンサーである親が、「それだけお金をつぎ込むんだから、一生使えるんだろうな。」と云ったとか。私は「君のお父さん、何も分かってないなあ。この機械は3年で使えなくなると今のうちに云っておいた方がいいよ。」と話しました。でもこの日の大きな記事の中で、明るいニュースはこの1件だけでしたね。もっといい世の中になってほしいですねえ。なんかGrumbleのページに入れた方が良かったみたい.........。